字義
レッサー(lesser、より小さい)なデーモン、即ち下級悪魔と言った意味合いを持つ。
DQにおけるレッサーデーモンの概要
初登場は『ドラゴンクエスト6』。地を這いずりながら移動する下級悪魔。
ドラクエ6では、不気味な光やルカナンを使ってくる。ドラクエ7以降では不気味な光やルカナンの代わりにまぶしい光を使う。よく2匹で出現することが多い。
SFC版の6では魔物使いの能力で仲間にする事が出来る。
レッサーデーモン系のモンスター
ホラーウォーカー
稲妻を使って攻撃してくる。
初登場作品では紫色だったが、ドラゴンクエスト7では黄色になっている。
ダークサタン
怪しい霧で呪文を使えなくしてくる。デイン系の呪文が効かない。
ラスダンと隠しダンジョンで出てくる上に名前こそ強そうだが、そこで出てくるモンスターの中ではぶっちぎりで弱い。名前負けもいいとこである。それどころか他作品への出演は星ドラ等の外伝作品しかない。
サンダーサタン
稲妻やまぶしい光、また体当たりも使ってくる。
紫色で、6のホラーウォーカーと同色。
ブラディーポ
ドラクエ6より、夢見の洞窟に登場するボスキャラ。
ルカ二とまぶしい光とスカラを使ってくる。
一応ボスではあるが混乱状態に対する耐性がない。そのため、星のかけらを使って混乱状態にさせるとランダムではあるが逃げることがある(リメイク版では逃げなくなった)。
他作品では星ドラ、ライバルズエースで再登場している。
Wizardryにおけるレッサーデーモン
山羊頭と4本の腕を持つ、赤いマッチョ。けっこう強いがもうちょっと深く潜るとグレーターデーモンが登場するのでそんなに存在感はない。でもグレーターよりスリムでカッコいい。
能力はシリーズによって差異はあるが、中位程度の魔法、呪文無効化能力、仲間を呼ぶなどはおおむね共通しており、グレーター程ではないにしろ経験の浅い冒険者にとっては脅威となりうる。
類似の洋ゲー等においては、更に下級にマイナーデーモンが存在している事や、同格にレッサーデビルが存在している事もしばしばある。
スレイヤーズにおけるレッサーデーモン
魔族の中でも最下層の「亜魔族」と呼ばれる種族。
自分自身の魔力では肉体を持つことすらままならないほど弱いため、小動物や虫などの肉体を無理矢理乗っ取って具現化する。外見は上記Wiz版にも似た牛とライオンとゴリラを足して3で割ったような姿で、鳥などをベースにしたものは飛行能力を持ち、魚介類がベースだと水陸両用となる。
魔族である以上物理攻撃や精霊魔術に対しては強いものの、これらの攻撃でも与え続ければ死ぬ。
上位種にブラス・デーモンなどの種族がいる。
「アークザラッド」のレッサーデーモン
獣的な姿とタフな肉体を持つ悪魔。1では武闘大会の主催者であるロクトールと言う悪人が変身するモンスターとして初登場するなど、中ボス的なモンスターだったが2からは仲間モンスターとなって活躍。
鎌(剣並の攻撃力)や棍棒(前方3マスを薙ぎ払う)、杖(属性や付加効果が多彩)と言った数多くの武器を装備できるうえに、攻撃特技も充実した頼もしい存在。ご主人様であるリーザと並んだ姿は「美女と野獣」である。また、鬼や巨人に似た姿でもあるためか、3など続編ではオーガと言う名前になることもある。
アークザラッドに登場するレッサーデーモン属
マッドバトラー
1で初登場する青肌の亜種。敵幹部カサドールの手下として村を焼いたり、ロマリア警備兵の中に紛れていたりする。1では火を吐くだけだったが、2でブリザードの呪文を使う。
ナイトストーカー
2で初登場した上位種。鎌を振り回し、眠らせる特技を持つ闇属性。黄色い肌と白髪。
マッドストーカー
2で登場した上位種。眠りの呪文と周囲を攻撃するエクストラクト、離れた敵を殴る棒攻撃を駆使する。肌色で銀髪と、種族の中では人間に近い。3ではオーガロードとして登場。
デーモンロード
緑肌でオレンジの髪。アンデッドを消し去るディスペル、一撃死のデス、広範囲攻撃のファイヤーブレスを使いこなす猛者。
サタン
黒肌と金髪が特徴的な最上位種。ガーゴイル系のキングデーモンや、死神族のリッチと並ぶ最強の悪魔。ラヴィッシュでは仲間にできないが、クラスチェンジで入手可能。デスとファイヤーブレス、エクストラクトに加えてディバイド(体力を奪う)も覚える上に基礎能力も高いため、愛用するプレイヤーも多い。
関連タグ
ドラゴンクエスト Wizardry デーモン 悪魔 レッサー