「へー、あのころに比べて装備が充実してるな。でもやめとけ。お前らもアイツみたいに再起不能になりたいか?」
CV:浜田賢二
データ
- 登場話:Episode.47「ワイルドハート・クールブレイン」
- 身長:206cm(巨大化時:49.5m)
- 体重:115kg(巨大化時:28t)
- 出身地:ダイナモ星
- 罪状:445個の惑星における人間乾電池化殺人の罪
- ジャッジメント:デリート許可
概要
おへそがないとされるダイナモ星人のアリエナイザー。
ダイナモ星人は皆空気中のあらゆるエネルギーを取り込んで電気に変えることが可能だが、このテリーXは生まれつきの特異体質でエスパーをプラズマ化することが出来る。
そのプラズマは1本で火力発電所と同じ電力を持つ電池「プラズマX」の製作に使われるため、大量に製作し裏社会で売りさばいていた。
また電気を自在に操りかつプラズマXを知り尽くしている彼のなせる業として、プラズマを使用して自力での巨大化が可能。
ダイナモ星人は上記の通り自分で電気を作り出す事でき、それを生活に使うので、電気を防ぐゴム製品はダイナモ星にはない。
劇中での活躍
SPD地球署が出来て間もない頃、ホージーとジャスミンを罠にかけて捕らえ、助けに入ったギョク・ロウの足を負傷させたもののデリートされたかと思われていたが密かに生き延びていた。この戦いでギョクは一線を退くことになった為、当時一緒に戦っていたホージーとジャスミンは強い責任を感じていた。
2人が調査している時にエスパー能力者の反応を感知して出現。両腕から発射する電撃でデカブルーとデカイエローを撃退。駆けつけたデカレッドも返り討ちにした。
その後、SPDへの復讐のために彼のプラズマXを大量に求めるエージェント・アブレラからエスパー能力者以外も乾電池化できるパーツ「フィルター・アタッチメント」を受け取り、街中で大量の一般市民を電池に変えて殺害。
デカレンジャーとの再戦でも優位に立ち、デカブルーとデカイエローを精神的に追い詰めていったがギョクの激励を受け、見失っていた自分を取り戻した二人に両腕の電極を破壊された。
その直後にプラズマを使って巨大化。デカウイングロボと戦うが、すでに「445個の惑星における人間乾電池化殺人の罪」でデリート判決を受けていたため、ファイナルバスターでデリートされた。
余談
彼の使用したフィルター・アタッチメントは後にアリエナイザーXが着用したネオハイパーマッスルギアに酷似した機能が搭載されており、何らかの技術流用があったと思われる。
名前の由来はダイナモおよび「電池」を意味する「バッテリー」から(バッテリー→×(バツ)テリー→テリーX)。
声を担当した浜田賢二氏は本作がスーパー戦隊シリーズ初出演であり、1年5ヶ月後の『轟轟戦隊ボウケンジャー』ではテリーXと属性が同じヒョウガの声を担当した。また、4年後の『炎神戦隊ゴーオンジャー』にて炎神ガンパードの声でレギュラー出演しており、因縁の相手ギョク・ロウを演じた浪川大輔氏もスピードル役で出演しているので再び共演することになった。
関連タグ
総長ガイナモ:名前の由来が同じ