概要
北海道日本ハムファイターズに所属するプロ野球選手。右投右打。
学生時代
通称ハンカチ王子。2006年夏の甲子園大会に早稲田実業のエースピッチャーとして出場した際、マウンドで汗をハンカチで拭く様子から呼ばれるようになった。
MAX147km/hの速球と優れたコントロール、それらを維持する無尽蔵のスタミナでトーナメント表を駆け上がり、田中将大を擁する駒大苫小牧(夏2連覇)と決勝で激突。
延長15回引き分けという壮絶な投げ合いを演ずるも決着はつかず、翌日の再試合9回裏でバッター田中を打ち取り優勝を決めた。
プロ入りも含めて進路が注目されていたが、早稲田大学に進学。エースとして活躍した。
大学4年時のドラフト会議では同級生の大石達也、福井優也両投手とともに注目され、4球団の抽選の結果、日本ハムが交渉権を獲得し入団。後日札幌ドームでSHINJO以来となる単独入団会見が行われた。
プロ入り後
その後は故障などもあったが、オールスターの最後の一人を決めるプラスワン投票でパ・リーグ1位となり、1年目からオールスターに出場した。
2012年、開幕投手に指名することを栗山監督が発表。賛否両論というか否の方がはるかに多い世論の中、9回4安打1失点の好投で完投勝利。チームとしても4年ぶりの開幕勝利となった。
しかし、その後は怪我などもありイマイチ活躍できず。
それもあってか、2017年からは背番号を1に変更した。
2018年、2019年共に勝利試合はなく、2020年に至っては一軍出場なしという有様であった。
そして2021年、シーズン限りでの引退を表明。かつて甲子園を沸かせたスーパーヒーローとしてはあまりにあっけない幕切れであった。
エピソード
- 登場曲は勇気100%。松坂ご推薦らしい。
- 意外と天然。iPhone振って飛距離出すゲームで本当にiPhoneを投げた(武田勝談)
- ドライビングテクニックはイマイチ
- 初開幕・完投勝利のウイニングボールを栗山監督に捧げた。
- 2018年4月4日の鎌ヶ谷での二軍練習にて、二塁手の守備に就く斎藤が目撃され、二刀流挑戦か?と思われた…が、実はユニホームが届いていないため、斎藤のものを借りていた杉谷拳士というオチだった。
関連タグ
青山:憧れの地。