概要
レベル | ハイブリッド体 |
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タイプ | 妖精型 |
属性 | ヴァリアブル |
必殺技 | レインストリーム、ジェラシーレイン |
「水」のヒューマンスピリットから進化するハイブリッド体デジモン。半漁人のような外見が特徴。
ラーナ(rana)とはイタリア語で「蛙」のことであり、魚のようなヒレの意匠が見受けられるデザインだが、実は彼女は蛙のデジモンなのである。
公式設定
デジモンウェブ「デジモン図鑑」
伝説の十闘士の力を宿した、水の能力を持つデジモン。気象予報システム内の海洋部分を主な活動エリアにしていたためか、勘が鋭く気持ちが変化しやすい。喜怒哀楽が激しく、気分のいい時は品のいいお嬢様的なところを見せたりもするが、気に入らないことがあると赤ん坊のようにヒステリックに泣き喚いたりする。
戦闘においては、直接攻撃することは少なく、雨を操っての間接攻撃が主。ただし、感情が高ぶっている時の戦闘能力は強力で、特に泣きながらの攻撃は手に負えない。
必殺技は豪雨を敵一体に集中させて押しつぶす『レインストリーム』と、酸性の雨で敵全体を溶かす『ジェラシーレイン』。
水の能力以外ではくすぐり拷問も得意。
無数の手を召喚して泉、友樹、純平らをくすぐりで苦しめた。なお、ジェラシーレインは雨を振らさずとも、相手の周囲を雲で覆う事でじわじわ溶かす事も可能。
活躍
デジモンフロンティア
CV:寺田はるひ
「水」のスピリットを持つ悪の五闘士の1人で紅一点。公式と比べると白目があることが特徴。
可愛い姿とは裏腹にかなり我侭で高飛車、そして傲慢な性格をしている。
普段はアジトにある水場で泳いだり、浸かったままパソコンをいじったりしている。
このパソコンで自分のファンサイトや動画を作っているほか、地図画像を出して人間の子供たちの動向を観察するなど、かなり使いこなしている描写がある。
前述のようにファンクラブがあるほどデジモン人気が高いが、ファンの扱いが荒い。
ファンクラブの一員だったハニービーモン達が泉の優しさに触れた事で彼女に寝返った際には、「裏切ったわね!!」と捨て台詞を残しているため、ほぼ配下扱いである。
織本泉と激突してからは彼女を目の敵にするようになるが、セフィロトモン内の「水のエリア」で敗れ、最初にビーストスピリットをシューツモンに取り除かれ、立て続けにフェアリモンにスキャン。完全に倒された。
彼女の獣型であるカルマーラモンはグロテスクな姿をしたイカのおばさんのような姿であり、またこの姿の時は闘争心の増加によるものか、普段より性格の悪さが目立っている。
しかし、最初はビーストスピリットを制御できず、アジトを半壊状態にした。
ルーチェモンとの戦いでは他の3体の闘士と共に実体化し、拓也達に味方した。
デジモンクロスウォーズ(漫画)
ダークナイトモンの城で水晶の中に閉じ込められていたが、戦いの後ブルーフレアに加入する。
ジェネラルの蒼沼キリハにはコマに出る度に可愛い悲鳴を上げており、かなりの恋愛感情を持っていることがわかる。
デジモンアドベンチャー:
最終話でホエーモンやマリンエンジェモンの海底都市のデジモンたちと一緒に泳いでいた。あのカルマーラモンの生まれ変わりだろうか?
余談
今までの女性デジモンはメカクレ属性がほとんどであり、ラーナモンはそんな流れを打ち破って出現した初の素顔系デジモンである(リリスモンが既にいたという説もあるが、アニメに出たのはラーナモンが先である)。
そのためフロンティアだけではなく、リアルワールドでもファンクラブが存在し、令和まで根強い活動が続いた結果、令和のアニメでの再登場はそれらの人々から歓喜の声が上がった。
デジモンフロンティア作中で、フェアリモンが唯一倒し、デジコードをスキャンしたデジモンである。
関連イラスト
関連項目
織本泉…「デジモンフロンティア」にて、目の敵にしている人間。実際戦う度にビースト体の美醜の差を見せつけられたり、ファンをかっさらわれたり(ラーナモンの自業自得とも言えるが)と、ロクな目にあっていない。