プロフィール
概要
桜ノ宮苺香(さくらのみや まいか)とは、『ブレンド・S』の主人公。
真面目で礼儀正しい性格。髪は綺麗な長い黒髪だが、細い髪質のせいで静電気に弱く常に結わえている。努力家である一方、不器用なため失敗してしまうことも多い。
特に髪質に関しては相当なトラウマを抱えているらしく、「メデューサ」「タワシウニ」などと呼ばれていた過去がある。後に静電気の件はディーノが取り寄せたトリートメントで少しずつマシになってきているようだ。
本人にこれといった悪気は無いのだが人付き合いが苦手で喋り方が若干ぎこちなかったり、思いつめたり緊張したりすると目つきが悪くなること、本人の意図しないところで天然ドS発言が飛び出すため、変な誤解を招いてしまうこともある。結果として件数を把握できないほど面接に落ちている。
相手に不快感を与えてしまったと思った場合、自分がこうしてしまったのが原因なのではと真っ先に考えてしまう。
しかし、「ドSキャラ」を求めていたディーノにはそれら全てを黒髪・ぱっつんと共に必要な要素として受け入れられ、無事にスティーレで働くこととなった。そして、自身に秘められたドSの才能を思う存分発揮することができ、客からも好反応であった。
大の海外好きでアルバイトを始めたのも海外留学費用を自分で貯めるため。姉の愛香(あいか)は父に相談することを勧めるが「自分でやらないと海外に行ったときに何もできなくなる気がする」として断っている。
和の遊びや和装、和食といった和の色の強い家柄と環境で育ったせいか5歳の時に日本に飽き、父親の招いた外国人の客を見たことがきっかけで海外にドハマりし、金髪に染めようとしたり、チキンおじさんの人形が初恋だったり、サンタクロースを捕まえたくて1年間毎日家に煙突をつけるようにお願いするなど凄まじい情熱を持っている。
家族は父、母の他に姉の愛香と香一(こういち)がおり、「お姉さん」「お兄さん」と呼び慕っている。姉と兄は母似で苺香は父似だが「そこまでキツい釣り目では無かったはず」と考え込んでしまったこともある。
オタク知識はほぼ0でコミケはもちろん、ひでりの話を全く理解できずにいた。
営業努力を怠ることはなく、勉強したり他人を参考にしたりで着実に成果を得てはいるものの笑顔がどうしてもドS顔になってしまう。
悪いことは言えない・できない面が強く出ており、初のドSキャラ接客後は帰った客に対して全力で謝罪するほど。
客からのアンケートでドS要素を強化しようとしたのだが単なる女王様になってしまった上に接客に使えないレベルにまで悪化してしまったが敬語のままだったり、直った後は直った後で(苺香本人としてはサービスだった)コップに水を注いでは飲ませて更に注いで…の水責めプレイが好評になってしまった。
旅行などのイベントは自分だけが得をするのではなく、皆で楽しむものと考えている。
デートを始めとした恋愛ごとにも疎く、恋仲でもないディーノ同伴で水着を買いに行ったことも。しかし、その疎さゆえにディーノと何のためらいもなく手を繋いだり、彼が動揺するほど急接近するなど大胆な行動が目立つ。
公園で犬の「オーナー」を拾い、紆余曲折の末、ディーノが飼うことになってからは一時期はお礼としてお菓子を作っていたが彼を太らせる結果になってしまったことがある。桜ノ宮家では姉・愛香と兄・香一が犬に水鉄砲をかけて逆襲されたことから犬が苦手になってしまったので飼うことはできなかった。
雪山旅行の際にディーノから勇気を振り絞った告白をされるが苺香本人は疲れで爆睡をするという結末に。しかし、「店長に告白される夢を見た」として覚えており、その時は「スティーレのスタッフ皆が好き」と返したが次の日の進展無しを残念がる夏帆とは対照的に苺香の反応を見た麻冬曰く「そうでもないかもしれない」とのことだが美雨のネタ作りのために行ったデートでは「無自覚嫉妬」するなど、徐々に関係性が進む流れができつつある、のかもしれない。
ここ数年怒ったことが無く、本人としてはあまり怒りたくないらしい。目つきの悪さも相まってか相手に「殺ス」という威圧感を与えてしまうようだ。
関連イラスト
関連タグ
スティーレ
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家族
関連・類似キャラクター
- 大宮忍(きんいろモザイク)…きらら作品の外国好き。こちらはホームステイの経験がある。更には黒髪ぱっつん、金髪にしたいという願望、天然ドSといったところまで共通している。アニメ3話ではアイキャッチで滝本ひふみと共に登場した。
- 宇治松千夜(ご注文はうさぎですか?)…和装美女のドSつながりかつ喫茶店勤務つながり。
- 安達垣愛姫(政宗くんのリベンジ)…髪型、ドS、お嬢様つながり。