プロフィール
概要
天野美雨(あまの みう)とは、『ブレンド・S』の登場人物。
初登場は1巻13話(アニメは第3話後半パート)で当時は客としてスティーレに来店していた。
自作の同人誌「縛って果てまで強引ぐマイウェイ!!(18禁)」を店内に忘れたことがきっかけでディーノにスカウトされて2巻3話(アニメでは第4話)で働き始めることになる。「2ヶ月毎で締め切り前1週間とイベント前後の3日間はお休み」の休み希望を出している。
普段は眼鏡をかけており、仕事ではコンタクトレンズを着用している。ひでりから「何ですかそのアイドル仕様!?」と食いつかれた事がある。
花粉症になった時はおっさんみたいなクシャミをした。
シャッター前サークル「あっしゅくふぉるだ」のサークル主であり、NL・BL・GLなんでもござれの同人作家「花園フォルダ」である。
コミケでは大量のダンボール箱やそれを買い求める客の行列など(苺香曰く「お金と本が宙を飛んでました」)大手と呼ばれるだけの実力は備えている。
当初は二次創作の百合やBL本を描いていたがオリジナルNL熱が高く、店のサブカル的な雰囲気や生の女子高生と絡めることが原動力となっているようだ。
しかし、オリジナル故にネタの枯渇が問題となっており、ネタ収集と刺激込みでスティーレの面々と関わることになる。
「花園フォルダ」の本は18禁が多く、健全本が少ない。それ故に事故でうっかり本を見てしまった苺香の心に色んな傷を刻み、興味はあるが未成年である夏帆は麻冬に止められてしまった。
紅葉もサークルをチェックしているらしく、美雨が花園フォルダ本人であることを知った時はサインを貰うほどの浮かれぶりであった(夏帆にも「ミーハーめ」と言われた)。
唯一、夏帆が読むことのできた健全本は「ダブルヒロインもので一緒にいた相手とカップリング違いで論争になって縁切りに発展した」というそれはそれで辛い思い出がある(数年後に別ジャンルで再会した時は同じカプで意気投合して元に戻った)。
スティーレでは「お姉さん」担当。見た目や穏やかな物腰から受けも良く、その接客姿勢は苺香も参考にしようとしたほど(結局、失敗したが)。
一時、苺香とディーノがカップルであると勘違いしていた。その洞察力でディーノが一方的に片思いしていることを見抜く反面、「告っちゃえばいいのに」という夏帆に対して、今の現状を維持するために泳がせようとするなど見た目に反してかなりのギャップを有する。
友人からは「アンタは黙ってたら普通なのに」と言われている。
18禁同人を多数手がけるせいか極端な下ネタに走ることが多く、「セッ…」と言いかけて紅葉に止められたり、海へ遊びに行った際に砂に埋まる紅葉を見てエロ同人のネタを考えたり、男性客2名の来店に対して人差し指と中指の間に親指を貫通させるポーズを取ったりと際限ない(特に「セッ」の件で紅葉の美雨に対する敬意は完全に崩れ去った。曰く「ああいう人だったなんて…」)。
ひでりが登場してからはエロ漫画のモデルとしてポーズや緊縛を要求したりするなど、兎角絡むことがしばしば。ひでりがお漏らし寸前で女子トイレに特攻した際には「不祥事引退は目指さないで下さい」と寸前で制止し改めてその容姿のまんま男子トイレに向かわせたが、その後で男たちが勘違いしたかの様に外に出ていくのを目にして笑いを堪えきれなかった様子。
勉強会では自分のネタ帳と間違えて苺香の数学ノートを持って帰ってしまったことから彼女とディーノを利用してネタ作りのためのデートをさせた。その道中で苺香の無意識嫉妬に萌えたり、最終的にできあがったネタが当初と違うものだったりと本人的にはかなり満足行く結果になったようだ。
4年後(物語のエンディング)では商業誌の連載をしている姿が描かれている。髪はショートカットになった。スティーレにいた頃と比べ、徹夜作業が苦しくなったと語っている。
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