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日暮とわの編集履歴

2021-10-08 22:30:29 バージョン

日暮とわ

ひぐらしとわ

TVアニメ『半妖の夜叉姫』の主人公の一人。

概要

CV.松本沙羅


アニメ『半妖の夜叉姫』に登場する3人のヒロインの1人。殺生丸とりんの双子の娘の内の1人で、犬夜叉の姪でもろはの従姉妹に当たる。


容姿

銀髪のショートカットで、前髪の一部が赤く染まっている。瞳の色は赤。(高橋留美子が描くイラストでは瞳の色は殺生丸と同じ金眼)

外見は、髪質の為かどちらかというと父親に似た印象を与えるが性格は感情豊かである。


ケンカでの動きやすさを優先するために、普段から男装している。

第一期最終回で額に父と同じ三日月が現れた。


人物

が治める村にて妹のせつなと共に生を受けるが、誕生直後に父・殺生丸に村の外に連れ出された。以降は森の中にて姉妹2人で暮らしており、両親の記憶はほとんどない。

4歳の頃、2人の生命を狙った妖怪の是露が配下のに命じて火を放ち、とわは逃れる最中にせつなとはぐれてしまい、左目の虹色真珠の力で時代樹にある時空トンネルを潜り抜け現代にタイムスリップしてしまう。

幸いにも、日暮かごめの実弟である日暮草太に保護されて日暮家に迎えられて彼の養女となり、10年間不自由なく生活を送り武道に長けた中学2年生となった。彼女の部屋にはトレーニング器具や、陸上、剣道など数多くのトロフィーが無造作に置かれている。


現代では自宅でトレーニング、日ごろから不良相手にケンカするなどおおよそ「普通の女子中学生」からかけ離れた生活をしており、一見しただけでは女性と判別できないが、現代社会で生きてきたこともあって3人のなかで最も常識的である。その一方で、戦国時代の常識についてはほとんど知らない。


記憶は幼少時の頃から保持しているため、自分が戦国時代生まれで普通の人間では無いことは自覚しており(ただし、妖怪・半妖の実在までは知らず、もろはに指摘されるまで自分が半妖であることも殺生丸の子であることも知らなかった)、そこから500年ほど未来に来てしまったことも現代での学習を通して理解している。加えて現代の知識・習慣・道徳も身に着けてはいるが、内心ではそういった「ルール」に縛られた現代社会を息苦しく感じている。


性格は幼少の頃から快活なお転婆娘で、妹のせつなを引っ張っていた。現代で暮らすようになってからは現代社会、というよりは日暮家の家風に染まったこともあってか温厚かつ正義感に溢れた家族思いの少女に育ったが、小学生のときに弱い者いじめを止めるために始めて以来、不良とのケンカが日常茶飯事となっている。過ぎた力を持つがゆえに加減はしており、相手に大怪我を負わせることはないものの(手加減をしていることは相手も理解しており甘いと評されている)、ケンカ自体を周囲に問題視されて転校を繰り返しており、作中にて聖ガブリエル学園に編入した。戦国において、人と近い外見の妖怪を相手にすることには躊躇する甘い面も多少見受けられる。


草太との約束で、人前で半妖としての能力(常人離れした身体能力)を使うことは自制しているが、人目がない場面では高いジャンプ力で校門を飛び越え、ビルの屋上まで外壁を飛び石代わりにして上がっている。ただし現代育ち故に戦国時代で育ったせつなやもろはには身体能力で多少劣るところがあり、特に持久力は追いつかない様子。また、犬の半妖ゆえの鋭い嗅覚で遠方に誰がいるか、その精神状態までも知覚することができる。殺生丸譲りの毒耐性も持っているが、せつなと効果が分割されており、とわの耐性は毒霧などの気体の毒に特化している。

半妖特有の妖力喪失は犬夜叉と同じく「新月)の日」で、日没が近づくにつれて身体能力が弱体化していき、深夜になると銀髪のショートカットが黒髪のセミショートヘアに変化し(朔とわ)、日の出まで無力になる。ただし、現代にタイムスリップしていた10年間は変化しなかったため、戦国時代に戻ってきて初めてこの現象を経験した際には戸惑っていた。冥加は「とわは本来令和に存在しないはずの存在であるため、これまで変化することがなかった」と推測している。


弱点は「家族」。これは現代で日暮家の面々に大事に育てられたことに加え、過去に火事への恐怖から手を引いていたせつなを放り出して逃げてしまったことへの負い目に起因する。加えてせつなが夢を奪われたことにも責任を感じ、失われた10年間を埋めることも含め過保護に接するが、肉親としての自覚が持てない当の本人からは嫌がられている。


戦国時代に帰還して以降はずっとせつなに構っていて、彼女からウザがられつつも姉として振る舞っており、傍から見れば何だかんだで仲の良い姉妹にしか見えない為、かつて殺生丸一行に加わっていた琥珀をして、「殺生丸の娘とは思えない」と言わしめている(殺生丸と犬夜叉の仲が最悪であった為、そんな彼の子供達の仲が良いというのが意外に思えるのも無理はないだろう)。外見は父親に似ているが内面は母親に似ているといえる。

なお、多少の無茶をしながらも歴史改変には注意を払っており、かごめやもろはが持ち込んだ品物が後世に影響を与えないよう自主的に回収している。その対象は細かく、ボロボロのサドル(かごめの自転車の残骸)や林檎の芯(戦国時代には存在しない品種。理玖が種も含めて残さず食べたため解決)さえも含むなど徹底している。

なお、戦国時代滞在中の中学への対応は、かごめの時同様に日暮家が病欠として届けている。


武器は妖刀「菊十文字」。

国宝級の名刀……の偽物であり、初めての戦いで早々に刀身を砕かれてしまったが、殺生丸から遺伝した剣術奥義・蒼龍破を無意識に応用することで、妖気の刀身を伸ばし用いている。

第一期最終話では、蒼龍破を二股に分けて放つ姿を見せており、麒麟丸から双頭の蒼龍破と命名された。

刀々斎からはとわの身の丈にあってない(人間が作った刀なので刀が力不足)と言われた。


縁戚者

父親:殺生丸

母親:りん

妹:せつな


父方祖父:犬の大将

父方祖母:殺生丸の母

父方叔父:犬夜叉

父方義理叔母:日暮かごめ

父方従姉妹:もろは


日暮草太日暮萌日暮芽衣は育ての家族。過ごした時間は実の家族よりも長い。かごめの弟一家なので縁戚関係でもある。


関連タグ

犬夜叉 半妖の夜叉姫 夜叉姫(半妖の夜叉姫) 朔とわ 殺生丸一家


男装の麗人


炎トリッパー…高橋留美子作の漫画作品。ヒロインが爆発に巻き込まれて現代へ転移した共通点がある。


藤波竜之介:高橋留美子作の漫画作品『うる星やつら』の登場人物。男装した女子の共通点をもつが、意識は男そのものである。

久遠寺右京:高橋留美子作の漫画作品『らんま1/2』の登場人物。男装した女子の共通点をもつが、女性としての意識が強い。


ネロ(デビルメイクライ)旧主人公の兄の実子繋がり。こちらも銀髪で人外の力を受け継いだ共通点がある。

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