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タイキシャトルの編集履歴

2021-10-28 00:19:05 バージョン

タイキシャトル

たいきしゃとる

1994年生まれの競走馬。1998年JRA賞年度代表馬受賞。顕彰馬。

誘導

  1. 競走馬(97世代
  2. 1をモチーフとしたウマ娘プリティーダービーに登場するウマ娘。→タイキシャトル(ウマ娘)

こちらでは1に関して解説をする。2に関してはリンク先のタグを使用する事を推奨。


概要

1994年3月23日生まれ。父Devil's Bag 母Welsh Muffin(ウェルシュマフィン) 母の父Caerleon。牡馬尾花栗毛。藤沢和雄厩舎。


1999年顕彰馬に選出。

1999年シーズンから種牡馬となる。


戦績

98年 安田記念

大雨のなかの無敵、タイキシャトル。

可能性は人を熱くする。

―2011年JRA安田記念CMより


1997年4月19日東京競馬場でデビュー。主戦騎手は岡部幸雄(97年スワンステークスとマイルチャンピオンシップのみ横山典弘が騎乗)。

ユニコーンSで重賞初制覇、スワンSで重賞2勝、同年のマイルチャンピオンシップでGI初制覇、スプリンターズステークスも優勝。

マイルチャンピオンシップでサイレンススズカと対戦。逃げたキョウエイマーチにサイレンススズカが並びかけた結果、前半800mのラップが44.6秒、1000m56.5秒の殺人的な超ハイペースに。その結果逃げ馬のみならず後続馬もろともバテバテとなり、3番手追走のヒシアケボノも失速する中でタイキシャトルは4番手から出走馬中最速の上がり3ハロン36秒1で抜け出した。

キョウエイマーチはハイペースの逃げから2着に踏み止まったが、サイレンススズカは15着。

この世代は、春の安田記念でスピードワールドが不本意な臨戦過程ながら3着に入り、タイキシャトルが前走のスワンステークスで優勝し、マイルチャンピオンシップの人気でも着順でも上位を占めた。

この年、JRA賞最優秀短距離馬受賞。年度代表馬はエアグルーヴ


1998年6月14日、欧州遠征を前に挑んだ安田記念。前述のJRA CMでもあるとおり、多摩地方の大雨で稀に見る昭和47年以来26年ぶりの超不良馬場の中で行われたが、97年香港ダービー馬オリエンタルエクスプレス(鞍上ダグラス・ホワイト)らを尻目に「日本に敵はいない!」とばかりに安田記念を制覇。

1998年6月14日 東京競馬場

実況:三宅正治(フジテレビ)


同年、海外遠征しジャック・ル・マロワ賞で優勝(これが岡部幸雄の自身初海外G1制覇)。帰国後マイルチャンピオンシップ史上3頭目の連覇、史上3頭目の古馬マイルGI春秋制覇。スプリンターズステークス3着を最後に引退。

JRA賞年度代表馬、最優秀短距離馬、最優秀5歳以上牡馬受賞。


産駒


その後の馬生

2017年に種牡馬を引退、引退馬協会のフォスターホースとなり、イーストスタッドに預託され、同牧場で繁養されていた2歳下で同じくフォスターホースのメイショウドトウと仲良しに。以降はメイショウドトウと行動を共にすることが多くなり、翌年の2018年にはドトウ共々ヴェルサイユリゾートファームに移転。翌年1月にはドトウ共に去勢手術を受け無事成功。2021年にはこれまたドトウと一緒にノーザンレイクファームに移転した。現在はドトウやキリシマノホシ号、タッチノネガイ号、その産駒のタッチデュール号、猫のメトらと共にのんびりと余生を過ごしている。


関連項目

JRA スプリンター

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