レース概要
チャンピオンズミーティング スコーピオ杯
場所 | 距離 | バ場 |
---|---|---|
東京 | 2000m(中距離) | 芝・重 |
コース | 天候 | 季節 |
左 | 雨 | 秋 |
有効な緑スキル
東京レース場○
根幹距離○
左回り○
秋ウマ娘○
雨の日○
道悪○
コース特徴
天皇賞(秋)をモチーフとしたレース。マイラーからステイヤーまで、古馬から菊花賞ではなくこちらを選択した3歳馬まで様々な競走馬が盾の獲得を狙い、そこで繰り広げられたドラマも枚挙に暇がない。
今回は稍重だったキャンサー杯以来の道悪開催。天候は初の雨であり、そこからまずはアグネスデジタルがテイエムオペラオー・メイショウドトウのワンツーフィニッシュに終止符を打ったレースが想起されるかもしれない。
もちろん1998年の悲劇や2008年の大接戦が印象に残った人も多くそんなウマ娘を勝たせたいトレーナーも多く存在する。
しかし、下記に記す通りこれはゲームなので環境に有利なウマ娘が出てきてしまうのは必然である。
環境
終盤のスパートが直線から入る前回のライブラ杯では鳴りを潜めていた逃げ・先行勢が復権。
今回のスパート開始地点は最終コーナーのほぼ中間で、最終コーナーから加速する固有スキルは自前なら有効にはたらく。
スパート位置から「最終コーナーに入って速度スキルを発動させ、速度を維持したままスパートに入る」というスタイルを如何に確立するかの駆け引きが行われている。
今回は以下の4人のウマ娘が有力と言われている。
- マルゼンスキー(水着)
- ライブラ杯では追込に押され見かけなかったものの今回は中距離なので最早説明不要のトップメタ。通常マルゼンスキーの優位もあるが直近に実装されたSSRサポートカードダイタクヘリオスにより中距離向けの育成をしながらセイウンスカイの持ち味だった「脱出術」を習得させられるようになった。しかも水着マルゼンスキーはクラシックの夏合宿で下位の「急ぎ足」のヒントをLv2で得られるためスキルPtも安く済むというオマケ付きであり、「地固め」に頼らなくてもあっさりハナを保ってそのままゴールするのも珍しくなくなった。マルゼンスキーの時代は持ち込み馬ですら天皇賞から締め出されていたためその鬱憤を晴らすかの如き暴れぶりである。
- マルゼンスキー(通常)
- 最終コーナー加速が有効なので先行で使うトレーナーも多い。完成すれば後述のタイキシャトルよりも安定して活躍させられるが中距離因子を押し退けて先行因子を盛る必要があり、継承相性が悪いため数は少ない。まぁ水着が強すぎるのも一因だろうが。
- タイキシャトル
- 通常マルゼンスキーよりは厳しめだが有効にはたらく固有加速持ち。完成させた時の安定度こそ先行マルゼンスキーに譲るものの育成しやすさでいえば圧倒的にこちらに軍配が上がる上に水着マルゼンスキーと共に出走できるのが最大の強み。「大雨の中の無敵」とはよく言ったものである。
- 尚、史実のタイキシャトルに関しても藤沢調教師が秋天に出走させたかったものの当時の天皇賞は外国産馬は締め出されていたため出走が叶わず、今回の出走は悲願ともいえる。調教師繋がりで一部では「2000m走っていることに気づいていない」と言われることも。
- セイウンスカイ
- 終盤コーナー加速の魔術師は本レースでも健在。水着マルゼンスキーが脱出術を手に入れたためハナを維持するのは更に難しくなっているが、固有が発動した際の強さは相変わらず。
- ゴールドシチー(和服)
- 今月実装された期待の新星。彼女も最終コーナー指定の固有スキルを所持しており、その効果はプランチャ☆ガナドール等と同じ速度加速複合型。しかも競り合い時間も条件にあり不安定なもののタイキシャトル等より遅れて発動するため差し脚質もありとんでもない加速力を生み出す。
上記4人は全て☆3であり、初期ウマ娘であるゴールドシップを育てれば何とかなるライブラ杯と比べるとどうしても格差が生じてしまう。