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センシティブな作品

CV:相沢舞

キャラクターデザイン:糸井美帆

概要

スーパーロボット大戦30の女性主人公。セインクラウス兄妹の義妹。

桃色の瞳と青緑色のツインテールが特徴的な経歴不明の家出少女。年齢は16歳(キャラクター事典より。作中冒頭時点では「もうすぐ16歳」と言っている)だが、外見故に何かと子供扱いされがち(身長は小学生程度で、ヒュッケバイン30thコクピットカットインも男性主人公であるエッジと比べるとかなり無理をして操縦している)。

アズルートでは成り行きでヒュッケバイン30のパイロットとなり、ドライストレーガーに乗船する。

ジェイデッカーを「かっこいい」と思ったり、グールギラス降魔を気持ち悪がったりと年相応な面も見せる。

猫好きのようで、両ルート遺産ミッションに語られた「猫を抱っこする」エピソードの他、ザンスカールのつり目MSに「猫目だけと可愛くない」と発言し、ランディエーストークなどアズルート限定の猫ネタもある。

あれ?低身長で猫好きって中の人の特徴?

仲間との交流

寡黙で自分から他人に働きかけることは少ないが、接触してくる相手は拒まない。その一方で今作ではエーストークの会話を主人公自身が担当している都合上、味方のほぼ全キャラ(全メインパイロット)との明確な会話シーンが設定されており、性別・年齢・出自を問わずそのほとんどのキャラと好意的な会話を成立させており、中でも鉄也からの特訓の誘いを二つ返事で快諾したり、ブライトから告げられた家庭の悩みの相談にも自分に出来る範囲で真摯に対応する。さらにアンチミハエルのように馴れ合いを完全拒否する姿勢のキャラにもきちんと対話を成立させていたりと、相手のノリや立場に合わせた言動を行えて所謂コミュ力はかなり高いことが窺える。とはいえ、さすがにエッジルートのように「ランディにAVを送る」や「ファサリナに襲われる」の展開はしないが…(前者は猫カフェビデオという別の意味のAVを送ることになる)。

逆に周囲の味方キャラクターからは年少者や後輩、妹分、同世代の友達頼りになるお姉さん、濡れてる捨て猫のように放っておけない存在など、かなり好意的に見られている様子で、前提としてエッジよりもアズの方が反応がソフトであるキャラが多い(当然と言えば当然だが)。上記の通りエッジには妙な気を見せたファサリナも、アズの場合は真っ当に彼女を可愛がっている。

逆を言えば、その他人思いの性格こそがアズの精神面の脆さである。故に30th関連ステージではオルキダケアの精神攻撃によって一度心が折れ、その後ミツバの激励を受けて完全覚醒するというエッジルートとは違うの展開になる。

ミツバとの絡み

アズルートストーリーの流れや主な交流相手はエッジルートと同じで、異性に興味あるがこちらのルートも恩人であるミツバ・グレイヴァレーとの絡みがメイン。しかし年齢・性別・性格違いの故にメンタルの脆さが目立つ、ある意味主人公版エッジ以上に「戦うことしかできない人間」であるアズは、ミツバを守るため必要以上に自分を無理している。特に序盤カールレウム追撃戦の専用台詞は悲痛に満ちたボイスとなっている。

どんな感情にも関係なく、ただ一生懸命でミツバを支えることが主人公版アズ最大の魅力かも知れない。

エッジとの関係性

両主人公の正体は実の兄妹ではなく、A機関の脱走者仲間。

当初エッジとの関係性は公表されておらず、戦闘台詞やストーリー会話によれば血の繋がない兄がいるらしく、特定の遺産ミッションを進めと合流できる。(向こうも同じ流れで義妹の存在を言及した上に、合流前に名前までネタバレしている)

兄妹仲が悪くなく、両ルートのアズ自身も兄思いの一面があった。しかしミツバとの出会い(両ルート共通、エッジルートはある意味に悪い理由となる…)及びアズ自身のトラウマ事情もあって、どちらのルート再会後でも兄離れ宣言し、アズルートのエッジはアズの見守る役に徹する。

余談

男性主人公にも言えるが今作の主人公の担当声優はスパロボに縁のある声優が担当しており、相沢舞氏はうますぎWAVEのパーソナリティを長らく務めている。また過去にはアニメ版アヅキ・サワZシリーズメール・ビータースパロボTメリル・スパンナ等を演じて来た。

サブパイロットや支援役としての掛け合い要員が多かった事から、今回のアズでメインパイロットはカタリーナ・カンパーニに続いて2回目、SRWで主人公役を演じるのは初になる。

因みに、名前がアヅキと似ているのは偶然。

命名に寺田貴信氏は関わっておらず、過去作を知らないスタッフが命名した。

このことは情報が初公開された『鋼の超感謝祭2021』にて寺田氏本人が発言。

また、男性主人公杉田智和、そのキャラクターテーマを遠藤正明※、敵対者をよくゲスト共演が多い、中村悠一が演じることになったため、今作は『リアルうますぎWAVE集結』ということが判明した。

※スパロボ30は戦闘テーマ曲が男女で歌詞付きの曲になり、それぞれ歌い手が違う(アズのテーマ曲担当は『M.A.R.Y.4 TUNES』)。

前半の専用BGM「Divine Beast」は、何処か悲壮感と決意の秘めた歌詞と曲調であるのに対し、後半の専用BGM「翼はシュヴァルツ」は前を向いて仲間達と共に生きていく想いを感じさせる和やかな物となっていると、対照的になっている。

なお、正式発表まで相沢氏はうますぎWAVEにてスパロボ30の宣伝をしつつスパロボ30に出演している事を隠さなければならなくなったため、「隠すのに苦労した」と発言している。

相沢舞繋がりでアズに「アウトだよ!」の表情をさせたイラストが投稿されている

関連タグ

スーパーロボット大戦30

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