データ
- 体長:53メートル(尾の長さ:38メートル)
- 体重:5万9千トン
- 別名:電撃怪獣
- 出身地:地底
概要
初登場は第20話「ムサシの空」。
全身がピグモンのような赤い棘に覆われた、トカゲのような姿の怪獣。長い尾を立てている。
高エネルギーを好み、実験中のテクノプラズマエンジンに反応してSRC宇宙開発センター付近に現れた。電撃怪獣の別名通り体からの電撃スパークで相手を威嚇し、ロからは火球を吐く。更に高エネルギーの物体を遠くから見通す優れた視力と装甲の硬さを誇り、「アングラークロウ」と呼ばれる鋭い爪を活かして接近戦や地中移動に活用している。また、エネルギーの補給はツノから行う。「決定版ウルトラマンコスモス図解超百科」(講談社刊)によれば、心臓部は数ヶ月の間、数十万キロ移動しても疲れない強さを持っているとの事。
コスモスのエナジーシュートでテクノプラズマ700年分の高エネルギーを与えられて満腹になり、チームEYESに保護された。
保護されてからはモグルドンと仲が良い所を見せ、カオスダークネスとの最終決戦にもリドリアスやモグルドンと共に駆けつけた。劇場版にも登場しグローカーと戦っている。
『ウルトラマンサーガ』では遊星ジュランにおいて複数個体が平和に暮らしている姿が描かれているが、フィギュアで撮影された怪獣達の中では唯一スーツも使用されている(ミーニンはフィギュアは使われずスーツのみ)。
『ウルトラマンオーブ THE_ORIGIN_SAGA』にも遊星ジュランで暮らしている個体がスーツで登場しており、ぶっちゃけかつての準レギュラーだったリドリアスよりも扱いが優遇されている(なお、リドリアスの再登場はそれからさらに約5年かかった)。
余談
名付け親は『ウルトラマンコスモス』で初めてウルトラシリーズに参加した林壮太郎氏とのこと。
上記の通りリドリアスやモグルドン等の他の怪獣達を差し置いて二度もスーツでの再登場を果たしているが、これは『コスモス』の味方怪獣の中でたまたまスーツの保存状態が良かったためだと思われる。
それどこか『コスモス』の味方怪獣で再登場したスーツはボルギルス以外は『サーガ』のミーニンしかなく、下手するとコスモスの味方怪獣で撮影に使用できる唯一のスーツである可能性もある(スーツの経年劣化に加えて、フライグラーになったリドリアスやリザリアスにされたネルドラントⅡのようにコスモス怪獣のスーツの多くは改造されてしまっており、そもそも残っているものが少ないという問題もあるためだろう)。
全身を覆う赤い岩石のような無数の棘はソフビでも見事に再現されたが、あまりにも細かく再現したせいで、尻尾を持って振り回せばソフビとは思えないほどの強度と殺傷力を持つモーニングスターと化す。しかも尻尾の部分が長くコップの取っ手のように持ちやすいため、小さな子供は大体激しく振り回す。もしも自分の子供にプレゼントする際は注意しよう。