概要
カルデア・サマーアドベンチャー!終盤にて、追い詰められたDOMANもとい蘆屋道満が雇い主であるクリストファー君を裏切って彼と彼に同期・同調する多重霊基・量産型コロンブスを合体させる事で作り出した巨大エネミー。
当初はドラゴンやヒュージゴーストのようなおなじみの巨大エネミーが出てくると思われていた。
しかしいざ決戦と意気込んだマスターの目の前に現れたのは、
舵輪めいた光輪を背負い、(当作品における)コロンブスのものすごい笑顔を浮かべたでっかい卵
…という我々の想像を上回るゲテモノだった。
どうしてこうなった
この狂気、もとい狂喜の卵が誕生した理由には蘆屋道満のアドリブが関わっている。
かつて一般人を無差別に怪物化させた前科とカルデアの面々すら同情するレベルでこき使われていたという動機が揃っていたため、雇い主を化け物に変性させるという道満の所業については「いつも通り」の範疇だった。
問題が起きたのは量産型コロンブスに仕込んだ呪詛を起動した直後。
裏切りまでは既定路線と言い、材料まで用意しておきながら道満はクリストファー君を具体的にどの様なエネミーに仕上げるのかはこの瞬間まで決めていなかった。
本来ならドラゴンか巨大ゴーストといったモブで折り合いを付けるつもりが、
クリストファー君が直前に発した
「ゆで卵をありったけのどに詰まらせてやる」
という恨み言に反応してしまったのが決め手となりコロンブス祭の最後を飾る怪物が爆誕する結果となった。
(カーマとなぎこさん曰く、「このテの呪いで雑念が交じるとヤバいことになる」)
要するに、カルデアへの反撃とブラック上司への報復を兼ねた起死回生の一手とするはずが、
着地点を決めないで呪いをかけた上に余計なことを考えてしまったせいで、『クリストファー・コロンブス』と、親和性の高い『卵』のイメージが結びついて大事故を引き起こしてしまった、という訳である。
元々道満は思いつきで作戦を変更してはそこに生じた欠陥で自滅する傾向にあったが、今回は特に酷かったらしく、事態に気付いた途端に固まって一言も喋らなくなり(立ち絵はそのままだが)敵だった頃でも見られない程凄い汗をかいていた。
DOMAN 「あ。」
いや、 「あ。」 じゃないだろ…
余談
そのシンプルかつトチ狂ったデザインで腹筋にBusterクリティカルされたマスターが続出、色々な宝具を喰らわせたり、大喜利の如くネットに上がった笑撃映像をまとめた動画までアップされる事になった。
ざっと例を挙げるだけでも
調理したり、
食ってみたり、
インパクトを追求したり
などなど。
また、Twitterにはこのエネミーの顔面をくりぬいた本物のむき身の卵をアップしている猛者がいる。
醤油をかけると凹凸が強調され怖いと評判。
また、殻付き卵に顔を描いたものをアップしている猛者もいる。
2021年クリスマスイベントにて、卵を求める主人公たちの前に再び現れた。
流れを説明すると、「美味しいエッグベネディクトを作るために卵が欲しい」という事になり、食料保存庫――もとい、動く食材のひしめく異界へ踏み込む事になった一行なのだが、
そこで同行者のスパさんがやたら「圧政の香りがする!」と言い、ゴールデンも「絶対に諦めるな!」と応援してきた。
卵、圧政、諦めない。明らかにアイツを匂わせる要素に嫌な予感がしていたプレイヤーもいたが、予想通り現れた例の卵に腹筋にBusterチェインを受け、予想してなかった人たちも不意打ちで腹筋Busterチェインを受けることとなった。
なお、見てくれこそはどこぞのDOMANのやらかしの産物と同じ「レジライの顔芸を浮かべた卵」というおぞましいアレだが、付与されていた疑似人格(?)そのものは完全に別物でマトモ。
倒された後は「美味しい卵料理にしてくださいね」という遺言と共に崩れ、無数の高品質な鶏卵へと変じた。
関連タグ
クリストファー・コロンブス(Fate)/レジライダー・リリィ/クリストファー君
ケルヌンノス(Fate):直近のシナリオで登場したボスキャラ。巨体故にこちらも様々な宝具を喰らわされたが、ギャグ全振りの卵とは異なり、重過ぎる設定とガチ過ぎる強さ故にFGO最凶のボスの一体に数えられる。
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