ギンガ団(ヒスイ)

ひすいじだいのぎんがだん

『Pokémon LEGENDS アルセウス』に登場する組織。

※シンオウ地方時代のギンガ団についてはこちらへ。

概要

主人公はギンガ団に入団し調査隊の一員となる。

様々な地方からやってきた人間で構成されており、団長はナナカマド博士の先祖であるデンボク。

ギンガ団はヒスイ地方のコトブキムラを活動拠点にしており、主人公の配属される「調査隊」以外に「医療隊」や「警備隊」等が存在している。

また、本部となる赤レンガ造りの庁舎はコイキングの銅像やガラルマタドガスを思わせる形状の煙突が据え付けられており、塔屋は天守のような装いになっているなど和洋折衷の構造となっている。

ヒスイ地方の開拓の為の安全確保の一環として、｢危険な野生動物｣と見做されているポケモンの生態調査を行なっているが、モンスターボールの扱いや捕獲したポケモンとの付き合い方といったノウハウは団員に浸透しておらず、主人公が加入するまで碌な成果が出せていなかったようである。

善意による奉仕団体的な活動をしているが、人々の安全を預かる責任感ゆえ団員の選別には厳しい基準を課しており、排他的な言動も辞さない態度を取っている。

『ダイヤモンド・パール・プラチナ』では同名の組織が悪の組織として登場したが、遥か昔、シンオウ地方がヒスイ地方と呼ばれていた時代に存在する本作の「ギンガ団」は、悪の組織ではなく未開拓のヒスイ地方を調査する善良な組織として描写されている。

ロゴマークは『DPt』のギンガ団のシルエットを踏襲しつつ、漢字の「銀」をあしらったものとなっている。

シンオウ、アローラ、ジョウト、イッシュ（Unova）の頭文字を合わせているという説もある。

ヒスイ地方時代のギンガ団が後の世で変貌して悪事に手を染めるようになったのか、それとも過去の組織にあやかってアカギがギンガ団と名付けたのか、はたまた偶然同じ名前であるのかどうかは現段階では不明。

ギンガ団の本部庁舎は、北海道札幌市に存在する北海道庁旧本庁舎(道庁赤レンガ庁舎)がモチーフになっていると思われる。内部が洋風なのは勿論、周囲が(表現が悪いが)前時代的な中で一際近代的な建築物であることがその組織の威信となっているところも若干共通している。

デンボク以外にもポケモンDPtに登場する人物の先祖が登場することが公式サイトで示唆されており、アカギに対するシマボシ、それぞれの主人公などDPtの登場人物に近い面影を持つ者も現時点で複数人公開されているが、デンボク以外の関係性は明言されていない。