核兵器 とは 原子核反応（核分裂か核融合）で発生する高エネルギーを破壊に用いる兵器の総称。
概要
- 核を積んだ弾頭の部分と、それを運搬するための部分から成り立つ。
- 原子核反応によって高熱、爆風、放射線が発生し、それらを破壊に用いる。
- 実戦では第二次世界大戦でアメリカが日本に対して使った二例のみである。（広島、長崎）
分類
原理別
ダーティー・ボム
必ずしも核反応で爆発させなくてもよい。
爆発で放射性物質を拡散させ、放射線によって被害を与える。
したがって通常の火薬で爆発させても構わない。
アメリカの意識
広島や長崎に核兵器を使用したアメリカだが、
当のアメリカ人の核兵器に対する意識は、高いとは言えない。
例として、アメリカ映画に登場する宇宙人にはとりあえず通用しない。
（例：『インデペンデンス・デイ』、『マーズ・アタック』など）
また、映画『トゥルーライズ』に至ってはキスシーンの背景が核爆発である。
1950年代、アメリカは核軍拡を行っていた。
その陰で広島や長崎の惨状は隠蔽され、放射能の影響などは知られていなかった。
（公開されていなかった事と、単純に調査が進んでいなかった事の両方）
核戦争を想定した演習が何度も行われ、
中には核爆発直後の侵攻を想定した訓練も行われた。
もちろん、核爆発直後の放射能汚染された土地に投入された兵士たちは、
後に放射能障害を多発し、彼らは『アトミック・ソルジャー』とよばれた。
当時は
『放射能汚染は爆発で発生するチリによるものなので、チリを払えば大丈夫』
と考えられていた。
実際にはそう簡単なものではなく、
吸い込んだ空気や、土地の残留放射能により体を汚染される者が続出した。
（正解は正解だったのだが、不完全だったのだ）
同様の演習で被害を受けた兵士はソビエトや中国にも居るものと推測されているが、
実際には全く明らかになっていない。
運搬手段別
核砲弾
核爆弾
核ミサイル
核魚雷
核爆雷
核地雷
