「地球も眼魔も、全ての世界の人々をゴーストにできる!」
概要
演:木村了
アランとアデル、アリアの兄にして、アドニスの長男。茶髪の青年で、白い軍服に身を包み、白いマントを羽織っている。
第39話でのアリアや第41話でのイーディスの話によると、遠い昔に病で亡くなったらしく、タケルと同様、既にゴーストとなっている。
- 小説によるとアルゴスの死因は、眼魔100年戦争により眼魂を破壊され前線から生身のある宮殿へと帰還したところ、父アドニスを狙うスパイを退けようとし反撃を受けたとされている。本編の証言とは矛盾するが整合性としては小説版の死因の方が高い。なお、死の直前アルゴスの魂はイーディス長官によりダークゴースト眼魂に移されている。このことはアドニスには心労の懸念から伏せられ、アルゴスの死の真実はイーディス以外知ることはなかった。そしてアドニスもまた真実を知る前にその生涯を終えた。
ゴーストドライバーにダークゴーストアイコンを装填することで、仮面ライダーダークゴーストに変身する。さらに、仮面ライダーダークネクロムに変身する、ジェレドとジェイ、ジェビルの3人の部下を従えている。
英雄の眼魂を100個集めることでできる究極の眼魂を使い、その力で全人類の死霊(ゴースト)化を企む。
劇中での活躍
映画本編に先駆け、7月10日の第39話放送からTV本編の最後に放送されているショートドラマである「映画公開記念! 1分間ストーリー」にも登場している(劇中でも回想などで登場する)。
第1/4話(TV本編39話後)
“眼魂島”にてダークゴーストに変身し、ナポレオンを襲撃。彼を攻撃してナポレオンゴーストアイコンに変えてしまう。
劇中ではこのナポレオンゴーストアイコンを始め、既に一休、ピタゴラス、カメハメハ、ガリレオ、シェイクスピア、コロンブス、ナイチンゲールなどのアイコンも回収し終えているようで…。
第2/4話(TV本編40話後)
仙人からゴーストドライバーを授かったことが判明。この時、仙人から“あること”(詳細は後述)を成し遂げるように命令される。そのサポート役に深海大悟が買って出た。
第3/4話(TV本編41話後)
しかし何らかの経緯で仙人を裏切ったようで、ダークネクロムたちに100個の英雄の眼魂を集めるように命令した。
第4/4話(TV本編42話後)
ダークゴーストに変身し、青いイグアナゴーストライカーに乗ったダークネクロムと共に、遂に地球へ襲来する。
そして、映画本編のストーリーへと繋がっていく...。
真相
実は、タケルより以前に、仙人から15個の英雄の眼魂を集めるよう命じられた人物で、それによって自身の蘇生を「崇高な使命」として実行しようとした。しかし、15個の眼魂を集めると、グレートアイという願いを叶える存在が出現することや、それによって『眼魔世界』の侵攻を食い止めようとしていることを深海大悟から聞き、仙人は自身を良いように利用して、仙人自身の願望を叶えようとしていると誤解してしまう。そして仙人を裏切り、上記の計画を遂行しようと実行に移す。
関連タグ
仮面ライダーダークゴースト 100の眼魂とゴースト運命の瞬間
関連・類似項目
- アラン(仮面ライダーゴースト)、アデル(仮面ライダーゴースト):弟達。
- アリア(仮面ライダーゴースト):妹。
- アドニス(仮面ライダーゴースト):父親。
- アリシア(仮面ライダーゴースト):母親。
- 大道克己:同じく一度死亡した後蘇生し、周囲の環境が原因で悪に染まり、彼と同じような事を実行しようとした。
- 狗道供界:本体が変身アイテムですでに幽体、目的の類似、主人公よりもサブライダーとの関係が強いなど似た者同士。
- 新檀黎斗/檀黎斗神:コチラも、死後に人ならざるものとなったダークライダー繋がり。また、変身した姿もダークゴースト同様、ほぼ主人公の色違いという所も同じ。
終盤
100の眼魂を手に入れたアルゴスはその眼魂とタケル本来の肉体を使い、究極の眼魂を生み出し、仮面ライダーエクストリーマーへと変貌、ゴーストムゲン魂を圧倒する力を見せる。
しかし、戦闘中に「ご飯が食べたい」と吐露したムゲン魂に呼応して自我を取り戻した英雄達に行動を抑制され、更にムゲン魂が霊体化しつつある仲間達の力を取り込んでパワーアップ、徐々に追い詰められ、ゴッドオメガドライブを受けてエクストリーマーごと爆死した。