概要
『仮面ライダー剣 超バトルビデオ ブレイドVSブレイド』(DVDとしても制作)に登場。
公式の仮面ライダー図鑑では偽ブレイド(トライアル)と表記。
トライアル(トライアルEと全く同じ姿)が擬態した仮面ライダーブレイドの偽物で、本物と異なり赤いマフラーを装着している。また、人間態である剣崎の姿をしている時も、本物と違い、暗い表情と陰鬱な笑みを浮かべている。そのほか、相川始曰く“本物よりも(人工生命体であるがためか)反応速度がものすっごく早いそうだ”。
剣崎一真の姿で白井邸に侵入し、ブレイバックルのデータをコピーすることによりブレイドの姿に変身できるようになり、その力で本物ブレイドを圧倒。
よくよく見れば簡単に見分けが付きそうなものなのだが、この手のお約束で本物を援護しようとする橘や睦月の2人には全く区別がつかない為、彼らの勘違いで本物の方ばっかりにダメージが及んでしまい余計に事態は悪化していく。しかし、その現場に現れた始が本物を見極める為に「ブレイド」と呼び掛け、その呼び掛けに対して瞬時に反応した事で看破されてしまう。
マフラーなどは視聴者への配慮であり、本来は見分けがつかない姿なのだろう。
最後は、始の指摘で本物が分かった睦月から受け取った『リモート』のカードでローカストアンデッドとディアーアンデッドを解放されたことにより『ライトニングブラスト』の発動を阻止された所へ、橘から受け取った『ジェミニ』のカードで分身し、それぞれジャックフォームとキングフォームに変身した2人のブレイドの必殺技を連続で受け爆散、消滅した。
余談
偽者が赤いマフラーをしてるのは初代仮面ライダー1号、2号とショッカーライダーのオマージュであると思われる。