概要
『女神転生Ⅱ』で初登場。
ストーリーではロウ勢力の幹部として登場することが多い。
ロウルートでは仲魔になり、カオスルートではボスとして戦闘になる。
『真・女神転生Ⅱ』では他の四大天使とともに元老院としてTOKYOミレニアムを支配しているが、ミカエルら他の三者の行動に疑問を抱き、袂を分かつ。
グラフィック担当の金子一馬曰く「ガブリエルは唯一、神に許された存在としてあるらしい」「(4天使の中で)唯一女であるし。神の声を一人だけ聞いたというか」という解釈を元に離反させるスタンスをとらせたとのこと。シナリオ担当の伊藤龍太郎は最終兵器・メギドアークについて「ガブリエルがひとりでせっせと作っているんです。」と明かした(「真・女神転生Ⅱ悪魔大事典」より)。
『真・女神転生Ⅳ』ではマンセマットの計略から逃れた唯一の四大天使の人間体ギャビーとして登場。東のミカド国の修道院の実権を握っている。
デザイン
『真・女神転生』および同『真・女神転生Ⅱ』では赤色の袖のない鎧を着込み、金髪で緑色の肌をした天使として描かれていた(このときのデザインは『天使ドミニオン』の色違い)。
その次に出た『真・女神転生if…』で、四大熾天使の中で一人だけ既存汎用悪魔の使い回しだった状態から脱却し、青緑色の髪をして両手に剣と百合を持ち、金色の鎧を着た女性天使の姿という固有の新デザインを得てからは、真シリーズでの容姿はほとんど変わっていなかった(上の左画像)。
『ペルソナ2罪』ではエリーの専用ペルソナとして登場し、機械的なデザインとなっている(右画像)。
(※なお、後発の『ペルソナ5』で主人公が取得できるペルソナとしてのガブリエルは、エリーのそれではなく上述の「青緑色の髪の女性大天使」の姿である。『P3』のコロマルのケルベロス、『P4』の陽介のスサノオ・完二のタケミカヅチ・雪子のアマテラス・直斗のスクナヒコナ、『P5』の明智のロキにもいえる話だが「仲間キャラの固有ペルソナ=そのペルソナ使い当人の精神アバターでもある」が故の、既存悪魔デザインとの差別化とみられる)