仮面ライダーバースX
かめんらいだーばーすえっくす
概要
後藤慎太郎がバースドライバーXに「エビ(新造)」「カニ(新造)」「サソリ(新造)」のコアメダルを装填し変身する、仮面ライダーバースの強化形態。
本来は鴻上ファウンデーションの試作機としてまだ開発実験段階であったが、戦況の悪化に伴って後藤が持ち出してきた。
これまでのセルメダルを重視した設計であったバースとは根幹からコンセプトが異なるが、後に未来のオーズのコンボ形態となるビカソコンボのメダルが使われていることも考えると、一応データとしては生かされたのだろう。
変身音声も今まで無機質で機械的な音声であったバースと比べるとむしろオーズのような若干ユニークな変身サウンドに変わっている。
バース・デイと比べれば幾分か機動力は増しているが、それでも通常のバースと比較するとカラフルかつマッシブな体型となっている。コアメダルを使用しているためか、変身時には通常のバースと似たようなエフェクトに加えてメダルのエフェクトも確認できる。
ビカソコンボでの変身だが音声では「ソカビ」となっている。新造前の黒いコアメダルの「サソリ」「カニ」「エビ」の順番に由来する。
能力
基本的な機能自体は仮面ライダーバースと同様なので、バースバスターなどの従来の武装は問題なく使用可能。一応スペックは明かされていないものの、おおよその機能は以前のバースから強化されていると推測できる。
最も大きいこれまでのバースとの相違点は、システムの使用に伴うのがセルメダルからコアメダルに変更されたことである。従来のCLAWsユニットと同様、装填したコアメダルに対応した武器を使用できる。
劇中ではカニ(新造)コアメダルをドライバーの1番上に来るよう再度装填することで、腕に巨大なキャノン砲「カニアーム」を装備していた。
なお、バースドライバーXがコアメダル用になっているので、これまでと同様にCLAWsを使用できるのかは定かではない(使えたとしてもコアメダルの方が出力は上なことには違いないが…)。
本編では急造の試験機という都合や単純に相手が悪かったことも相まって一応初登場なのにあまりパッとした戦果を残せなかったが、伊達の変身したバースと共に時間稼ぎを行った。また、カニアームによる攻撃で相手にある程度ダメージを与えてはいる。
余談
名前の由来は「Xデー」だと思われる。あるいはオーズ10周年に掛けた名前なのだろう。
関連タグ
仮面ライダーリバース:HEROSAGAに登場するバースの発展型。
G3-X:名前の最後にXの文字がある、2号ライダーの最強形態。
仮面ライダーカイザ:装甲のデザインが似ている2号ライダー。
仮面ライダーレーザーX:同じく「X」がつくVシネマ限定フォーム。
ジャスティスサーバル:サブライダーのVシネマ限定フォーム繋がり。戦った相手が強過ぎた事もあり、そこまで良い戦績を残せなかった点が共通している。但し、こちらはバースXと異なり敵に対してメンテナンスが必要とする程のダメージを与えて撤退させており、それが無ければ(相打ちではあったが)別のライダーがトドメを刺すに至らなかった為、決して無駄では無かったと言えるであろう。