概要
演:真樹千恵子
城北大学(2話以降では城南大学)文学部所属の女生徒。
本郷猛の恩師である緑川弘の一人娘で、スナック・アミーゴでアルバイトをしている。
活躍
第1話で緑川博士が蜘蛛男に殺害されるのを目撃するが、博士を助けようとした本郷が近くにいたため、「本郷が緑川博士を絞殺した」と思い込み、本郷を父の仇として付け狙うようになる。
第2話で、蝙蝠男が潜伏している団地に乗り込んだ本郷を討とうとするが、誤ってオーナーの立花藤兵衛を気絶させてしまう。何も知らないルリ子は人間に化けた蝙蝠男の言葉巧みに騙され解放してしまい、その結果蝙蝠男のビールスを感染させられる。そしてショッカー首領から「貴様の父親・緑川博士は我々ショッカーを裏切ったため、殺したのだ」と真実を聞かされた。蝙蝠男が倒され血清を打たれて助かった後、本郷に謝罪をする。それ以降、本郷の協力者としてショッカーに立ち向かっていく。
2号ライダー編では
2号ライダー編である第14話以降では登場しなくなるが、一文字隼人によると「本郷の後を追ってヨーロッパに行った」とのこと。さらに、オーストリアにて本郷がルリ子への想いを断ち切るべく、友人である青年科学者・カール(とその家族)にルリ子を託していったとされる。
石ノ森版では
TV版同様の経緯で父を失い、本郷を父の仇と思い込むが、TV版では生存していた親友のヒロミまでもがこうもり男の影響で死んでしまったことで誤解が解ける。
その後は本郷の力になろうとしたが、その矢先に本郷がショッカーライダーに殺されてしまい、一文字が運んできた本郷の死体を前に泣き崩れる場面で出番が終わる。
頭に傷を負った一文字を助け出し、彼を蘇生させたため、ぶっちゃけこの人がいなければ地球はショッカーの物になっていたという本作の重要人物の一人にして、地味に歩く死亡フラグともいえる悲劇のヒロイン。
新仮面ライダーSPIRITSでは
仮面ライダー2号誕生を描いた過去編にて旧1号編のルリ子が登場。ショッカーについて調査していた一文字の取材を受けたことで彼との面識を持ち、後にショッカーに改造されてしまい絶望する彼に「本郷の力になってほしい」と懇願。一文字が「仮面ライダー」となるきっかけを作った。
本編では科学者として登場。SPIRITSに協力し、バタンシンドローム撃破の糸口を探そうと奮戦する。
なお、上記の「本郷の後を追ってヨーロッパに渡ったが、カールに託される形で別離した」事が回想シーンで描かれており、本編で本郷とそれ以来の再会を果たすことになった。
仮面ライダー1971-1973では
本郷を改造した緑川博士の娘にして、幾つもの企業を束ねる財閥的な家、緑川グループの総帥の孫娘。強い意志力を持ち、緑川家の総帥としての地位を継いでからはショッカーと戦う決意を固める。
シン・仮面ライダーでは
演:浜辺美波
初代ライダーを再創造する本作でもヒロインとして登場する。
演じる浜辺女史は忘れられない映画3本という企画で平成ジェネレーションズFINALを挙げる程のライダーファンであり、満を辞しての出演に感銘したファンも多かった。
尚、起用の理由は浜辺氏が出演した実写版『賭ケグルイ』を庵野監督が見ていたことと東宝のカレンダーから選んだからとのこと。
ちなみに、一文字隼人/仮面ライダー第2号を演じる柄本佑氏とはフジテレビ系列月10ドラマ「ドクターホワイト」で共演している。