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ミステラー星人の編集履歴

2022-05-04 18:23:15 バージョン

ミステラー星人

みすてらーせいじん

ミステラー星人とは、ウルトラシリーズに登場する宇宙人。

概要

帰ってきたウルトラマン』第49話「宇宙戦士その名はMAT」に登場した宇宙人。

別名「銀河星人」。「帰ってきたウルトラマン」では二個体が登場した。

ウルトラマンメビウス』にも名前のみ登場している。


宇宙で最も好戦的であると恐れられている宇宙人。

変身、念動力、テレパシーなど様々な能力を使いこなす。

戦争を行っているため、兵器の開発にも優れていると思われる。母星の大気は薄く、住民は肺が発達している。

近隣のアテリア星に住むアテリア星人と30年間にもわたって戦争を続けている。


帰ってきたウルトラマン

ミステラー星人(善)

身長:2~43m
体重:120kg~1万8千t
出身地:ミステラー星
演・CV:村上不二夫

銀河星人 ミステラー星人(善玉)

ミステラー星の戦闘員で、射撃の腕前は宇宙でも随一と噂される程の精鋭だったが、長引く戦いに嫌気がさして一人娘とともに地球に亡命してきた(他星への逃亡はミステラー星の憲法で禁止されており、重罪だった)。


星野という人間に擬態して芦ノ湖で娘・星野輝美(演:古屋まゆみ)と密かに暮らしていたが、元上司であるミステラー星の戦闘隊長に発見されてしまう。

自身の娘を人質に取ったと言われ、次郎少年とルミ子を人質に郷=ウルトラマンジャックをミステラー星へ連れていこうとした。


しかし娘がその場に現れた事で郷とミステラー星人は和解する。その後、隊長との決着をつけるべく、ミステラー星人同士の戦いを始める。

自身が亡命した後に開発された新兵器MTファイヤーの前に苦戦するが、ジャックが救援に駆け付け、事なきを得た。

戦闘隊長が倒された後は、再び娘とともに地球で平和に暮らすことにした。


ミステラー星人(悪)

身長:2~42m
体重:100kg~1万5千t
出身地:ミステラー星
演・CV:森本景武

銀河星人 ミステラー星人(悪玉)

ミステラー星の戦闘隊長。地球に亡命した部下を連れ戻し、優秀なMATの隊員を母星に連れ帰って新たな兵力に充てようとした。

MTファイヤーという武装を口の部分に装備している。


上述の通り人質作戦で部下を無理やり説得させ、自身はMATの隊員を洗脳して連れ帰ろうとしたが失敗。

部下が反抗したために巨大化して交戦するが、ジャックの参戦により窮地に立たされる。洗脳されていたMAT隊員を操ってジャックに攻撃を加え再び優位に立つが、油断した所で光線を受け湖に転落、何とか宇宙船で逃げようとするが洗脳が解けたMATの追撃を受けて倒されてしまった。


ウルトラマンメビウス

「メビウス」では、サイコキノ星人の台詞により、「帰ってきたウルトラマン」の時代から約34年が経過した現在でも二つの星の間では戦争が続いているということが判明した。

しかしサイコキノ星人が彼らの戦いを煽っているのも一つの理由である。


ちなみにサイコキノ星人カコの証言によると、交戦相手のアテリア星人も「好戦的と言うなら負けてはいない」との事で、言わばどっちもどっちである。


レッドマン

Battle-51、54~56に登場。第51話では単独でレッドマンに立ち向かった。

なお、登場しているのがどう見ても善の方であるため、ファンの間では「何の罪もない宇宙人を虐殺している」とツッコまれることがある。


第54話では木の枝を武器に(近くで寝そべっていた(?)ダンガーの助太刀も得ながら)レッドマンと激しいチャンバラを繰り広げるが、最終的に倒される。その後、ダンガー共々レッドアローで念入りに串刺しにされ、止めを刺された

第55話では、アーストロンを倒して油断していたレッドマンを、謎のBGMをバックに背後から奇襲する(この時、崖から跳び蹴りを見舞おうとしたが、失敗して勢いよく尻もちをついてしまう)。消耗していたレッドマンを相手にやや優勢に戦いを進めるも、最後は突進したところへレッドナイフを突き立てられ、そのまま崖から転落して死亡した。

第56話では、サータンとの戦闘にアーストロン共々割って入り、三対一の戦いに持ち込むが、まるで歯が立たずに圧倒され、最後はレッドアローで串刺しにされて動きが止まったところを蹴り飛ばされて倒された。


チャンネルNECOでは「ミステラー星人は、戦闘のプロ。戦いに勝つためには、あらゆる手段を駆使する。当然、戦争から逃げ出すものも容赦なく追い詰めるんだ。レッドマンとの戦いでもそんな残酷な性格が浮かび上がってくる」と解説された。


余談

脚本では(善)が「ミステラー星人A」、(悪)が「ミステラー星人B」と表記されていた。


戦いに嫌気がさして組織を抜けた元手練れの戦士を昔の上司が家族を人質に主人公と戦わせるも、その家族が主人公側に救出されたことで共に元上司と戦う話はこの回を担当した伊上勝がよく使う展開。(『仮面の忍者赤影』や『アクマイザー3』、「宇宙からのメッセージ銀河大戦」等)ただ他作品と違い、戦いの背景や止めを別の者がさす点で、前者は作品の奥行を広げる事に貢献した。


ウルトラマン超闘士激伝』ではジャックの旧友という設定で登場。第1回銀河最強武闘会では予選落ちするも、大会に不穏な影が来ていることをジャックに伝えた。

なおカードダスでは善と悪が戦う描写もある。


関連項目

帰ってきたウルトラマン ウルトラマンメビウス レッドマン

アテリア星人

ヒッポリト星人 タコ

スタンデル星人:ほぼ同じことをやっていた連中

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