※「タブー」でタグ付けされたイラストも多いため、検索する際には「タブー スマブラ」などで検索することを推奨。
亜空間の主。すべての黒幕。光の鎖でマスターハンドをも支配し、"この世界"を切り取って大迷宮を作り上げる。"影虫"の力で亜空軍を結成し、マスターハンドに仕える者を利用し、思うがままに操る。この世界の秩序と全く異なるところから生まれたものであり、相応の支配力も持つ。禁忌と呼ぶにふさわしい。
概要
大乱闘スマッシュブラザーズXの一人用アクションアドベンチャーモードである亜空の使者の黒幕。半透明で光っている男性のような姿をしており、胸部には謎のザコ敵軍団のようなコアが存在する。
ファイター達が住む世界を侵略する亜空軍の主であるが、直接的に世界に干渉することは出来なかった。
そのため亜空間から両方の世界に干渉することが出来るマスターハンドを操り、ガノンドロフなどを手中に収める。
そしてエインシャント島を制圧しマスターロボットを降伏させ、更にはMr.ゲーム&ウォッチから影虫を生み出すことで亜空軍を結成し、侵略を開始した。
だが本体は全く無力と言うことはなく、むしろ亜空間では絶対的な強さを誇っている。
タブーを倒すため集結した大半のファイター達に対し、「OFF波動」により一瞬で全員をフィギュアに還す(=戦闘不能にさせる)という反則級のワザを以って圧倒。彼らの世界の敗北を確定付けた。しかも切り取った『この世界』のパーツから大迷宮を作り出すという創造力も有している。
…が、デデデ大王が独自に「時間差復活」という対策を講じていたため、ファイター達は救出され再びタブーと対峙する。
その上OFF波動の威力を引き出す羽根を、居合わせたソニックの奇襲により破損させられてしまった。
なお、この時に相当悔しそうな様子を見せていたことから、感情の類は持っていると推測される。
亜空の使者のラスボスであり、マスターハンドや同モードのボスキャラと同様にふっとばし不可、HP制の敵であるが、
低難易度でも1・2回当たった後のダメージ%で食らうと即死する程強力なワザを次々と繰り出すため、
苦戦させられたプレイヤーは多いだろう。
幸い6つものストックを持ち込めるためにノーミスクリア≒ノーダメージクリアと言ってもいいが、高難易度の場合は攻撃が加速されるためさらにきつくなる。
またボスバトルでは必ず最後に登場する。
威力こそ下がってはいるが、ストック1固定(1回ミスすると終了して最初からやり直し)+他ボスとの連戦によるダメージ蓄積があるし、そもそも難易度が「ゲキむず」とかだとそんなこと関係ない。
おかげでこいつにボスバトルのクリアを阻まれることがかなり多い。
OFF波動
タブーのきりふだとでも言うべき攻撃。背中から蝶の羽を出現させて波動を放つ。
その威力や範囲は凄まじく、上述の通りイベントで一度はその場の全てのファイターを戦闘不能に追いやった。
二度目の対峙ではソニックに羽を折られて弱体化はしたものの、戦闘に参加しているファイターを一撃で場外に吹き飛ばすので結局は即死級の威力は残っている。
(低難易度のボスバトルに限り、大幅にふっ飛ばし力がダウンしている)
シールドは当然通用しない上、3連続で来るため緊急回避のタイミングを覚える事が重要。
しかしピットの鏡の盾ではね返すことができる。
電撃属性なのでこの中に電撃無効の黄ピクミンを投げ込んでも平然としている。
タブーの攻撃パターンはある程度ランダムだが、
OFF波動については何回かに一度は必ず来るため、この攻撃の対策が出来ないとクリアは絶対に不可能だろう。
その他の使用技
ブレード
腕にブレードを生やして弧を描くように突進する。
閃光
前方に閃光を走らせ、数秒後に爆発を起こす。
ブーメラン
自分の元に返ってくるブーメランを投擲する。
目からビーム
巨大化し、両目から赤いビームを放ってステージを焼き払う。
拘束投げ
金色の拘束具に変化してファイターを連れ去り、地面に叩きつけて吹っ飛ばす。
レーザー
ドラゴンの頭を召喚して騎乗し、赤い一直線のビームを発射。
分身
四方八方に分身を発射する。
テレポート
ステージを瞬間移動して翻弄。赤い爆発が発生する事もある。
ラッシュ
付近にいるファイターを滅多斬りにする技。
突進
楔形の魚のような姿に変化し、ファイターに突っ込んでいく。
連続光弾
連続で光弾をなぎ払うように発射。
光の鎖
マスターハンドを操っていた際に用いていた輝く鎖を伸ばし、捕まえたファイターを投げ飛ばす。
放電
自分の周囲に電光を走らせる。
スピリットとしてのタブー
『大乱闘スマッシュブラザーズSPECIAL』ではスピリットとして登場。当然ともいうべきか、ランクはLEGEND。
ボディはメタル化した巨大なベヨネッタで、一定間隔で自動的にプレイヤーにダメージを与える環境下でHP制乱闘をすることになる。
恐らく蝶の羽と「禁忌」繋がりだろうか……?
灯火の星ではマルクの前座として登場。これまで脇道に置かれ、無理して通る必要のなかったLEGENDランクの中では例外的に倒さないと進めない為、難易度的に鬼門となる場合も。
余談
その外見から、ファンの間で「ミントハゲ」と呼ばれることがあるが、この呼称を蔑称と捉え不快に思うファンもいるため留意されたし。
また「禁忌」と呼ばれることもあるが、綴りは「TABOO」ではなく「TABUU」である。
……と思ったら『SP』中国語版での表記が「禁忌」だったため、あながちこの呼称も間違っていない……と思われる。
マスターハンドらと同様、擬人化されているイラストも多い。
ソニックとの関係について
なお、彼を討伐に現れたソニックのデモでの出番はタブーにダメージを与えるシーンだけであり、バックボーンが一切語られていない。タブー本人もファイターを全てフィギュアに戻していたと思い込んでいただろうから、恐らく彼の存在は想定外だったのではないかと考えられる。
恐らくは参戦決定時期が遅かった為に出番が唐突になってしまったからだと思われる。これと結びつけるならば、参戦が決定するまではソニックは「この世界」(スマブラ/亜空の使者の世界)に存在すらしておらず、それが却ってファイターらの逆転の一手となったとも解釈できる。
関連イラスト
関連タグ
光の化身キーラ、混沌と闇の化身ダーズ…灯火の星のボスキャラクター。こちらはオープニングの時点でカービィを除いた全てのキャラを拉致している。