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E721系の編集履歴

2022-05-11 11:01:09 バージョン

E721系

いーななにいちけい

E721系電車(E721けいでんしゃ)は、JR東日本(東日本旅客鉄道)の交流一般形電車である。

概要

719系などでは置き換えきれなかった仙台地区の国鉄型車両を更新し、輸送量の改善を図るためにJR東日本2007年より仙台地区近郊の路線に投入した交流一般形電車ステンレス製の軽量車体で、バリアフリーの観点から東北地方に多い低床ホームに合わせ、ステップを廃止した低床車体(運転台は普通の高さで貫通路部分に段差がある)である。車内も同様の設計思想で設計されている。


なお、JR北海道721系とは関連性は全く無い。


番台区分・その他

JR E721系0番台

JR東日本E721系0番台

通常仕様で2両固定編成。44編成88両が製造された。

東北本線常磐線仙山線磐越西線で運用。

なお、東日本大震災において0番台のP1編成とP19編成が被災し、廃車除籍・解体となった。一部はJR東日本の社員研修施設に、新潟県中越地震で被災し脱線した200系などと共に保存されている(一般には非公開)。P1編成はトップナンバーであった。

また、磐越西線の快速列車に使われる特別仕様車(指定席設置)やワンマン運転用に新造された車両、ワンマン対応改造車、さらには後述する500番台に改造されたものなど、バリエーションに富む。


JR E721系500番台

JR東日本E721系500番台

仙台空港鉄道との直通運転用の装備を持つ。2両固定編成。

主に仙台空港アクセス線で運用される。

4編成8両が製造され、のちに0番台から改造され編入した編成が1本追加された。


JR E721系1000番台

JR東日本E721系1000番台

719系の置き換え用として2016年以降に導入されたグループで、19編成76両が製造された。4両固定編成へ変更されている。0番台と同じく東北本線、常磐線、仙山線で運用されるが、車体の帯の色が桜色になっている。


仙台空港鉄道 SAT721系

仙台空港鉄道SAT721系

500番台とほぼ同じ仕様で仙台空港鉄道が保有する。2両固定編成。2両編成3本が仙台空港アクセス線などで運用される。


青い森鉄道 青い森703系

青い森703系

形式が「703」となっているが、E721系とほぼ同一仕様。青い森鉄道線の運用増で2両編成2本が2014年に新製された。


阿武隈急行 AB900系

丸森たかこ

阿武隈急行8100系の代替用として2019年より導入している車両。細部が異なるもののE721系をベースとしている。形式の由来は「阿武急」の語呂合わせ。

2両編成10本が製造される予定で、車体色は赤・青・緑・黄・桃の5色。2022年現在このうち青・緑・黄が1本ずつ導入されている。


関連タグ

東北本線 常磐線 仙山線 一般形電車

仙台空港鉄道(SAT721系) 青い森鉄道(703系)

701系 719系

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