人物
1997年10月16日生まれ。大阪府大阪市中央区出身。身長180cm。
右利き。バックハンド・ストロークは両手打ち。姉はプロテニスプレイヤーの大阪まり。
苗字の『大坂』は母方からきており、日本の住民票の現住所は、根室漁業協同組合組合長をしている祖父が在住する札幌市となっている。
日米の二重国籍だが、テニスプレイヤーとしては日本人としてプレイしている。
3才の時に大阪の靱テニスセンターでテニスを始め、2001年に父親の仕事の関係でアメリカに移住した。このため日本語より英語のほうが堪能である。
テニスの王子様の越前リョーマをMy Husbandと呼んだこともある。
「ハイキュー!!」の影響でバレーボールをやってみたが、こちらは全然できなかった。
憧れの選手は自身が全米の決勝で下したセリーナ・ウィリアムズだが、初めて誰かの熱狂的なファンになったのは羽生結弦とのこと。
ものすごい天然キャラである。
2021年、『東京2020オリンピック』では現役選手でありながら聖火リレーのアンカーを務めた。
なお「彫が深い顔立ちと高身長で八頭身のスポーツウーマン」である彼女は「プロテニスプレーヤーを辞めてもトップモデルとして活躍できるレベルの美女」であるらしく、実際に米国発の世界トップレベルの女性向けファッションブランド「ヴィクトリアズ・シークレット(Victoria's Secret)」所属モデルとしても有名である。
四大大会戦績
2016年
全豪オープン:予選突破、グランドスラム本戦初出場。本戦2回戦で第18シードのエリナ・スビトリナに勝利。3回戦でビクトリア・アザレンカに敗れた。
全仏オープン:1回戦で第32シードのエレナ・オスタペンコに勝利。2回戦でミリヤナ・ルチッチ=バロニに勝利。3回戦でのシモナ・ハレプと対戦、惜敗した。
ウィンブルドン:ひざのけがのため欠場
全米オープン:1回戦で第28シードのココ・バンダウェイに勝利、2回戦で段瑩瑩に勝利し3回戦進出。第8シードのマディソン・キーズに敗れた。
2017年
全豪オープン:2回戦で第9シードのジョアンナ・コンタに敗れた。
全仏オープン:初戦敗退。
ウィンブルドン:2回戦で第22シードのバルボラ・ストリコバに勝利、3回戦で第10シードのビーナス・ウィリアムズに敗れた。
全米オープン:初戦で前回覇者で第6シードのアンゲリク・ケルバーに勝ちトップ10に初勝利。3回戦でカイア・カネピに敗れた。
2018年
全豪オープン:2回戦で第16シードのエレーナ・ベスニナ、3回戦でアシュリー・バーティに勝利したが、4回戦でシモナ・ハレプに敗れた。
全仏オープン:3回戦で第13シードのマディソン・キーズに敗れた。
ウィンブルドン:3回戦で初のセンターコートでプレーしたがアンゲリク・ケルバーに敗れた。
全米オープン:第20シードで出場。4回戦でアリーナ・サバレンカに勝利、準々決勝ではレシヤ・ツレンコを圧倒し、日本女子として1996年ウィンブルドンの伊達公子以来22年ぶりのグランドスラムベスト4進出(全米オープンでは初めて)を決めた。準決勝はマディソン・キーズにストレートで勝利し、全米オープン史上二位の決勝進出年少記録を樹立した。決勝ではセリーナ・ウィリアムズをストレートで下し、20歳での4大大会制覇というシングルスでは日本人史上初の偉業を成し遂げた。
他にもシングルスでは日本人史上2人目の4大大会の決勝進出・アジア人史上3人目の4大大会の決勝進出・アジア人史上2人目の4大大会制覇、と記録づくめの優勝。
2019年
全豪オープン:準決勝初進出。この時点で世界ランク日本人最高位の3位以上が確定。決勝まで進みペトラ・クビトバと対戦。フルセットまでもつれたが勝利。18年全米に続き二大会連続優勝&世界ランク1位※の快挙を成し遂げた。
※ 車いすテニスの上地結衣、国枝慎吾に続く日本人三人目、健常者では初になる
全仏オープンではユリア・プチンチェワに負け敗退。
全米オープンではベリンダ・ベンチッチに負けて敗退。
2020年全豪オープンではコリ・ガウフに負け3回戦敗退。
全米オープンの決勝でビクトリア・アザレンカに勝利し、アジア人史上初の4大大会3度目の制覇という大偉業を達成。
2021年全豪オープンの決勝でジェニファー・ブレイディに勝利し、4大大会4勝目を挙げる。
東京オリンピックではマルケタ・ボンドロウソバに負け3回戦敗退。
全米オープンではレイラ・フェルナンデスに負け3回戦敗退。
2022年全豪オープンではアマンダ・アニシモバに負け3回戦敗退。
関連項目
大迫半端ないって - 日清食品のカップヌードルのCMで使われた。