橋本じゅん
はしもとじゅん
略歴
同劇団の「ネタもの」の代表格『直撃!ドラゴンロック』シリーズでは、千葉真一を意識しまくった剣轟天役で主演を務める。
ほか、舞台、TV、映画等に出演多数。基本的に強面をいかした役どころが多い。
2017年にはNHK大河ドラマ『おんな城主直虎』に近藤康用役で登場。
「強面で武骨な武人で、胸毛などの体毛がめっちゃモサモサで、主要人物である小野政次を(結果として)殺した男で、高瀬の「お父さん」で、おしまいには癒やしモフモフになった」という難しい役を演じきり、一躍有名になった。
それ以降も、TBS系金曜ドラマ「MIU404」や「仮面ライダーリバイス」に出演、「MIU404」では第4機捜隊の頼れる班長・陣馬耕平役を熱演、「仮面ライダーリバイス」ではフェニックスの長官・赤石英雄役を怪演している。
声優として
若い頃は本職である俳優としてよりも、声優としてのほうが全国的な知名度が高かった。
その理由はゲームメーカーであるSNKの対戦型格闘ゲーム作品でプレイアブルキャラクターの担当声優をしていたからである。同メーカーの作品のヒットを経て、彼は声優としての実力をも認められていくようになる。(なお、劇団☆新感線や同じ関西の他の劇団に在籍する他の役者の中にも彼と同様にSNK作品を通して、本職である俳優としてよりも声優として先に全国的な知名度を得るようになったり、自身の実力を知られるようになったという者は多い。)
SNK作品では普段のおちゃらけたような声とは一転して、テレビドラマなどの俳優業では滅多にお目にかかれないイケメンボイスでの演技も難なくこなしており、当然その声でイケメンのプレイアブルキャラクターの担当声優をやったりしていた。
SNK作品以外だと、舞台を原案にアニメ化された『大江戸ロケット』で舞台版と同じく鉄十の担当声優となったり(鉄十のキャラデザインもほぼ橋本じゅんのまま)、バンダイナムコゲームスが発売した『BLOOD+ ONE NIGHT KISS』では主人公であるサングラスをしたリーゼント刑事の青山轟の担当声優をしていた。