概要
1992年12月10日に稼働したSNKのアーケードゲーム。正式名称は『餓狼伝説2 -新たなる戦い-』。
翌1993年にネオジオ、SFC、X68000に移植。94年にはPCエンジン、メガドライブ、ネオジオCDにも移植され、『熱闘餓狼伝説2 -あらたなるたたかい-』の題でGB版も発売された。
前作ではテリー、アンディー、ジョーのうちから1人選んでギース一味を順番にボコしていく、という流れであったが、本作では新キャラ4名、前作の悪役だったビッグ・ベア(1ではライデン)の計5名を加えた8キャラが使用可能。名物キャラ・不知火舞も本作が初出。キャラが増えたことによりアメリカが舞台の前作とは異なり、各国代表のイロモノ要素も加わり多国籍感が増した。…その割には、アンディステージがどう見てもイタリアなど妙なチョイスが光るが。
使用可能なファイターたちを倒した後、三闘士とラスボスのクラウザーを倒せばクリアとなる。
本作からは超必殺技が使用可能となり、前作では無いも同様だった横ライン移動も任意で行えるようになっている。
色々と原作無視した描写が多い漫画版は4巻~6巻まで(ナンバリングはリセットされタイトルも餓狼伝説2になっている)が該当。悪名高き「男なら拳ひとつで勝負せんかい!!」もここで見られる。
また石川賢によるコミカライズ『戦慄の魔王街』も本作が原作である。内容全然違うけど。
1993年7月31日にはフジテレビ系でアニメ特番として『バトルファイターズ 餓狼伝説2』が放送。メイン画像はそれをモデルとしたもので、前作『バトルファイターズ餓狼伝説』同様大張正己がキャラデザを担当している。
登場キャラクター
使用キャラ
- テリー・ボガード(マーシャルアーツ)
- アンディ・ボガード(骨法)
- ジョー・ヒガシ(ムエタイ)
- キム・カッファン(テコンドー)
- チン・シンザン(太極拳)
- 不知火舞(不知火流忍術)
- 山田十平衛(柔道)
- ビッグ・ベア(プロレス)
敵
- ビリー・カーン(棒術)
- アクセル・ホーク(ボクシング)
- ローレンス・ブラッド(マタドール殺法)
- ヴォルフガング・クラウザー(総合格闘技)
関連項目
餓狼伝説←餓狼伝説2→餓狼伝説SPECIAL