概要
ブラックマーケットの闇銀行を襲った謎の強盗団。
それぞれ数字の描かれた覆面を着用し、ものの5分で1億を奪い逃げおおせたプロフェッショナル。
「目には目を、歯には歯を。無慈悲に、孤高に、我が道の如く魔境を行く」をモットーとし、普段はアイドル活動をしているが夜になると悪人を倒す副業を行っている。
などという事は無く、アビドス高等学校の対策委員会が闇銀行を襲撃した時に使った名前である。
諸事情からアビドス高等学校は利息だけで毎月数百万という莫大な借金を抱えており、廃校寸前にまで追い込まれている。それを阻止するべく、対策委員会の生徒たちは日夜それぞれにできることやアイデアを模索している中で、シロコが提案した手段。それこそが銀行強盗である。
もちろん即却下されるが、悪ノリで話が盛り上がった結果、正体を隠すため水着に覆面を被った「覆面水着団」が誕生する。
まさかの出動
アビドスを襲った一団の武装からブラックマーケットに手がかりがあると踏んだ一同は、そこで自分たちが返済したお金が犯罪の温床である闇銀行に流れている場面を目撃する。しかし確証は無く、その証拠を掴むために襲撃を決行する。
本来は集金表さえ入手できれば良かったのだが、慌てふためいた行員は渡されたカバンに1億の現金も詰め込んでしまい、結果的に集金表と1億を奪取する事に成功する。因みに、この時は覆面だけで水着は着ていない。
その後、「こんな事で手に入れたお金は使えない」として処分しようとしたが、ちょっとしたハプニングからある人物たちの手へと渡る。
メンバー
黄色い覆面がトレードマーク。後方支援で横長の耳が飛び出している。覆面水着団の命名者。
ピンクの覆面がトレードマーク。アホ毛が飛び出している。
- 2号 ブルー
青い覆面がトレードマーク。獣耳が飛び出している。
- 3号 クリスティーナ
緑の覆面がトレードマーク。シニヨンが飛び出している。
赤い覆面がトレードマーク。ツインテールが飛び出している。
リーダー。なぜか覆面が紙袋になっている。ほんのりたい焼きの香りがする。
余談
その現場には融資を依頼するも断られた便利屋68の一同もおり、その鮮やかな手際にアルは目をキラキラと輝かせ「これこそが真のアウトローだわ!」と覆面水着団を追いかけた。
アル以外のメンバーはその正体を早々に見破っており、追いつき嬉しそうに水着団と話すアルを観察したのち、事務所に帰るまでわざと正体を黙っていた。
正体こそ不明なものの他校の生徒にもその存在が知られており、某学園の生徒会の耳に5号の件が入ってしまった様で、その生徒が後に疑念を向けられる理由の一つになってしまった。
流布の過程でチーム名が独り歩きしたのか「水着に覆面を被った犯罪集団」という内容で噂されており、その実在も疑われる都市伝説と化している。
アロナちゃんねる#2で「アロナはどの学校が似合うか」という妄想をした時、アビドス高校での姿が「水色の覆面にAと書かれ、リボンが飛び出したもの」になっていた。
アロナちゃんねる#19では先生用の覆面も登場。「シロコとおそろいのブルーの覆面にS(SenseiのS)と書かれたもの」になっていた。
また、エイプリルフールのネタとして、公式がこんなものまで作ってしまった。