概要
1891年(明治24年)9月1日に日本鉄道の駅として開業、1908年の青函連絡船運行開始から旅客・貨物の同連絡船への乗換駅として対岸の函館駅とともに青函トンネル開業まで北海道と本州を結ぶ重要な役割を果たし、その様子は「津軽海峡・冬景色」の歌詞に表れている。
かつては青函連絡船に連絡する多くの特急・夜行列車が当駅を発着したが、航空便の普及や東北新幹線全線開業により現在は特急「つがる」「白鳥・スーパー白鳥」、寝台特急「あけぼの」「日本海」のみである。
東北本線と奥羽本線の終着駅だったが、上記の東北新幹線全線開業に伴い、東北本線は第三セクターの青い森鉄道に経営移管され同社の列車はかつての東北本線のホームを使用している。またこれらに加え津軽海峡線(津軽線)の普通列車も発着している。
県庁所在地のターミナル駅ゆえに駅前には多くの商業施設・官公庁があり、駅の上には青森ベイブリッジが架かっている。またかつての連絡船の岸壁には「八甲田丸」がメモリアルシップとして保存されている。