概要
クラウス・パッヘルベルはコナミの業務用STG『XEXEX』に登場するラスボス。
惑星イースクウェアを侵略し、王女イレーネ・ラ・ティアスを拘束した。
ゲームではステージ2クリア時に「この私に刃向うとは愚かな…フッフッフ」と不敵な笑みを浮かべながら登場するが、イースクウェアとイレーネを救う為に遠路遥々やってきた自機・フリントロックとそのオプション・フリントによって次第に追い詰められていき(自機が何者か聞き出そうとしてイレーネを痛め付けるなど拷問も行った)、最後は「お前たちには任せてはおけぬ 私自らが出る!!」のセリフと共に出撃し、偽フリントロックとでも言うべき巨大戦闘機に搭乗してプレイヤーの前に立ちはだかる。
担当声優は長らく不明だったが、ライナーノーツでスタッフの一人と公式発表された。
当然ながら演技経験の無い素人と思われる。
私自らの実力
端的に言って弱い。
第一形態の主な攻撃手段は機首から放つレーザー弾だが、発砲開始から発射されるまでに数秒のチャージを要するうえに攻撃範囲が狭い。たまにテレポートやイオンリング弾で不意討ちしてくるものの、こちらも回避・迎撃は難しくない。
機体各所の肉塊を破壊すると第二形態へ移行。フリント固定用のクローを模した鉤爪を出して掴みかかるような動きで体当たりしてくる。攻撃範囲は広いのでY軸の切り返しに気を付ける必要はあるものの、予備動作が大きいので回避は容易。他の攻撃手段は無い。
両形態とも弱点の肉塊部分にフリント地獄突き、あるいはフリントシュートを撃ち込めばダメージを与えられる。第二形態は耐久力が高いので、単調な長期戦で事故を誘発されやすいのが脅威と言えるかもしれない。
ゲスト出演
『オトメディウス』シリーズにもオマージュとして登場しているが、『G』でジオール・トゥイーのエンディングのラストのラストで「ヤツは何者だ?」というセリフを吐くのみ。お前の方が誰だよ。
設定では主人公達と同じ聖グラディウス学園の学生で、音楽グループ『XEXEX』のボーカリスト、という事になっている。ジオールは彼らのファンらしい。
数日後の未来に発表される格闘ゲーム『ボンバーガールⅡDX~過去の伝説から神話を求めて~』では、クラウス・パッヘルベル子として登場。「私自らが出る!」による対空が強みと言われている。