呪われしマルティナ
のろわれしまるてぃな
ウフフ……アンタも刺激が欲しいのね。たーっぷりサービスしてあげるからアタシと一緒に遊びましょ?
概要
『ドラゴンクエストⅪ 過ぎ去りし時を求めて』に登場するキャラクター。マルティナが魔物と化した姿。
セクシーなバニーガールの衣装を身にまとい、人間だった頃より紫がかった肌の色に変化している。妖艶な仕草でかつての仲間だった主人公たちを誘惑しようとする。
魔王ウルノーガが引き起こした世界の大崩壊で勇者パーティは散り散りになってしまい、仲間とはぐれたマルティナは一人さまよい、かつて主人公たちと出会った因縁の場所であるグロッタの街にたどり着く。
だがそこは既に魔王の配下である六軍王の一人・妖魔軍王ブギーに支配されていた。
街を開放するためにマルティナはブギーに戦いを挑むも、ブギーに住民を人質にされ嫌々ながら妖魔のバニースーツを着用し、強力な魅了の力に屈してしまい魔物に変えられてしまう。
ブギーの忠実な僕になったマルティナは、グロッダに建設されたカジノの巨大ルーレットのディーラーとなり、人間をギャンブル漬けにして欲望を膨らませて魔物化させる仕事を任せられる。
主人公たちと再会した際には「た~っぷりサービスしてあげる」「アタシの犬にしてあげましょうか?世界でいちばん幸せなペットにしてあげる」などとお色気たっぷりな仕草で誘惑する。
そのあまりの変貌ぶりは、彼女の育ての親であるロウとかつての家臣であるグレイグを激しく動揺させた。
正気に戻るよう説得するグレイグとロウに対し「今のアタシにとって打倒ウルノーガなんて興味ないわ、こんな世界もっとこわしちゃえばいいのよ」とせせら笑い。
うっとりとした表情を浮かべて「アタシが興味あるのはこのカジノを作った六軍王であるブギーさまだけ、アタシの身も心もブギー様のモノなのよ」とブギーへの忠誠を語る姿には、もはやかつての誇り高い武闘家だった面影は全く残っていなかった。
それでも食い下がって説得するグレイグを蹴り飛ばして「どうやらキツ~いお仕置きが必要みたいね」と言い放ち襲い掛かって来る。
余談だが、実父であるデルカダール王もウルノーガに憑依されていたため父娘揃って悪堕ちした事になる。
戦闘
物理攻撃メインで魔法は使わないがおいろけ攻撃を使う。全体攻撃のサキュバスウィンクは威力も高く眠り効果もあるので注意。
さらにぱふぱふや投げキッスなどの誘惑技も使い、その上挑む時点では戦闘メンバーが主人公・シルビア・グレイグ・ロウの男性4人(場合によっては記憶喪失状態のカミュを加えた5人)のみであり、特に誘惑耐性が弱いグレイグとロウを行動不能にしてくる。
体力は低めなので一気に決着をつけたいところだが、回避率が異様に高く、上記戦法でことごとく動きを止められる都合、思うようにダメージを与えられず長期戦になるケースが多い。
普通に殴るよりも継続ダメージを蓄積させたほうが結果的に戦いやすいため、シルビアのヴァイパーファングで猛毒を狙うとよい。
この戦闘では、誘惑に引っかかりやすく攻撃をよくかわされるグレイグが足手まといになりがちなので、カミュがいる場合は代わりに登板させるのも手。このとき記憶喪失真っ最中でスキルパネルも一緒に失っているものの、ジバリア系呪文は使用可能。猛毒と併用すれば毎ターン100以上のダメージが出せ、圧倒的に楽になる。
戦闘後
主人公達に倒されて気絶するが、その後ブギーが倒されると呪いが解けて元の人間の姿に戻る(服装もバニーガール姿から通常時の私服姿になる)。
今までの出来事を全て思い出すと、世紀末救世主のように怒りのオーラを漂わせ指をポキポキ鳴らしながらブギーに迫り、「今までよくも好き放題してくれたわね……!百万倍にして返してあげるわ!!」と再び魔物の姿(バニーガール)に戻って、震え上がったブギーをボコボコにし消滅させた(この際の攻撃はロウが目を覆うほどであった)。
デビルモード
イベント終了後にマルティナのスキルにデビルモードが追加される。
戦闘中に使用すると数ターンの間呪われしマルティナの姿になり全てのステータスが一段階アップしさらに状態異常に掛かりにくくなる。
ドラゴンクエストライバルズではブギーの効果に「ブギーが場にいる間相手の冒険者ユニット一体を強化して味方にする」という物があるが、この時マルティナにこの効果を使うと味方になったときにデビルモードの姿になるというファンサービスがある。効果が切れると元の姿に戻る。
Switch版
Switch版ではボイスが付いたが、戦闘中は何もかもはっちゃけたセリフをいい放つ。
- 戦闘開始
「楽しませてちょうだい♪」
- ぱふぱふ
「かわいがってあげる♪」「イッツ、ショーターイム♪」
- なぎはらい
「ひざまづいて!」「お仕置きよ!」
- サキュバスウィンク
「奪ってあげる♪アンタの全て!」
ただでさえ、ハチャメチャだったのにここまで来るともはや公式が病気である。