HELLSINGとは、
少年画報社の月刊漫画雑誌「ヤングキングアワーズ」に連載されていた平野耕太の漫画である。
単行本は全10巻。
独特の台詞や個性的なキャラクター、設定が人気を呼びアニメ化もされている。
いつもニコニコ、笑顔が絶えない楽しい漫画である。
概要
吸血鬼漫画なのだが、ナチスが出てきたりバチカンがものすごい事になってたり、
ロンドンが死都になったり、なんか色々とカオスな漫画。
名台詞とかっこいいポーズはどっかの奇妙な漫画並に多い。
登場人物が全員チートを使っているが、
主人公が無敵チート使いなのであんまり問題なかったりする。
「矛盾」に対する一つの答え。
如何なる矛も通さぬ盾なら、如何なる盾をも切り裂く剣で、
如何なる盾をも貫く矛なら、如何なる矛をも通さぬ鎧で、対処し、打倒すればよろしい。
「絶対や永遠などない」
テーマは「にんげんってうつくしい(byアーカード卿)」
…実はアメリカでも翻訳されて出版されていたりする。しかもナチだのなんだのもそのまんまで少佐の英語がドイツ訛りになる凝りよう。
驚きのメガネ率
どの巻のどのページを捲ってもメガネメガネメガネ!
メガネキャラ率はメガネ萌え漫画よりはるかに多い。
むしろメガネじゃないキャラの方が少ない。
どのページをめくってもメガネかけたおっさんが出てくる。
たまにメガネかけたキシリア様とかも居る。
それと喫煙者もメガネと同じくらい多い。
登場人物
ヘルシング機関(王立国教騎士団)
- アーカード(CV:中田譲治)
- セラス・ヴィクトリア(CV:折笠富美子)
- インテグラル・ファルブルケ・ウィンゲーツ・ヘルシング(CV:榊原良子)
- ウォルター・C・ドルネーズ(CV:清川元夢)
- ピップ・ベルナドット(CV:平田広明)
- アーサー・ヘルシング(CV:大塚周夫)
大英帝国円卓会議
- ヒュー・アイランズ卿(CV:水野龍司 / 堀勝之祐)
- シェルビー・M・ペンウッド卿(CV:北川勝博 / 広瀬正志)
- ロブ・ウォルシュ中将
イスカリオテ機関(法王庁特務局第13課)
- エンリコ・マクスウェル(CV:田中秀幸 / 速水奨)
- アレクサンド・アンデルセン(CV:野沢那智 / 若本規夫)
- ハインケル・ウーフー(CV:斎賀みつき)
- 高木由美子(CV:甲斐田裕子)
- 間久部
ミレニアム
- 少佐(CV:飛田展男)
- 大尉
- ドク(CV:中博史)
- シュレディンガー准尉(CV:白石涼子)
- ゾーリン・ブリッツ中尉(CV:沢海陽子)
- リップヴァーン・ウィンクル中尉(CV:坂本真綾)
- トバルカイン・アルハンブラ(CV:大塚芳忠)
- バレンタイン兄弟(ルーク・バレンタイン(CV:子安武人)・ヤン・バレンタイン(CV:中井和哉 / 高木渉))
その他
アニメ
テレビアニメ
2001年10月から12月まで全13話が放送された。
原作に対してかなりの改変が見られ、特に後半はほとんどオリジナルの脚本に差し替えられている。
設定においても、日本国外に輸出・配給される事への配慮から、ナチスやプロテスタントとカトリックの対立などが排除されたため、例えば少佐率いる組織(ミレニアム)が出ることなく終わる。
そんな中、予告編が漫画の「あとがきゆかいまんが」シリーズを完璧に踏襲していたため予告編が本編と某動画サイトで言われる。