概要
ミレニアムに所属する吸血鬼『バレンタイン兄弟』の弟。ルーク・バレンタインは兄。
黒ずくめのパンクな服装に、顔のいろんなところにピアスを付けている。
その性格は品性下劣にして残忍であり、吸血鬼としての身体能力をフルに活かして暴れ回り、殺戮の限りを尽くすことに性的快感すら催すとまで言ってのける。
ミレニアムによって人工的に生み出された改造吸血鬼だが、兄とは異なり肉体の頑強さ以外には何か特殊な能力があるような描写はなく、本人のミレニアムでの階級も不明。(おそらく兄と同じ准尉)
作中では武装化したグール部隊を率い、兄と共にヘルシング邸に襲撃を仕掛けている。
邸内に突入後はアーカードを狙う兄とは別れて行動し、円卓会議のメンバーを殺害すべくグール部隊を直接指揮しながら進撃、ヘルシング私兵部隊を壊滅させるなど好き放題暴れまわっている。
しかし、続いて迎撃に現れたウォルター・C・ドルネーズにはまるで歯が立たず、更に伏兵として控えていたセラス・ヴィクトリアのハルコンネンの威力の前にグール部隊は壊滅、捕えられてしまう。
しかし、その後は口封じのために安全装置(ミレニアムの改造吸血鬼全員が体内に施されている証拠隠滅機能)により燃やされて死亡する。
TVアニメ版では末路が異なり、一瞬の隙を突いて拘束を解き、そのまま円卓会議のメンバーが控えていた会議室への突入に成功するも、そこで待ち構えていたインテグラル・ファルブルケ・ウィンゲーツ・ヘルシングらメンバーの儀礼拳銃による一斉射撃を受け死亡する。(原作とOVAでも同じようなシーンはあった。)