左:ルーク・"ワンちゃんに食べられました"バレンタイン 兄ちゃん
右:ヤン・"燃やされました"バレンタイン 愚弟(グッティー)
CVはそれぞれ兄:子安武人 / 弟:中井和哉(TV版)、高木渉(OVA版)
概要
グール部隊を率いてヘルシング機関を襲撃し壊滅的被害をもたらした。
しかしルークはアーカードの圧倒的な力の前に使い魔の黒犬獣に食い殺され、ヤンはセラスとウォルターに追い詰められた末口封じに殺されてしまった。
本編ではあまり活躍しない彼らだが
本編ではあまり出番のない彼らだが、単行本のおまけ漫画では主役として毎回登場している。
タイトルは「ルークとヤンの人情紙○○」(○○は主にマリリン・マンソンの楽曲のタイトルや歌詞から)。
そこでの彼らは完全にキャラが崩壊しており、馬鹿兄弟と呼ぶに相応しいおバカっぷりを披露している。
自作品・他作品のパロディから特別意味の無い適当な内容などで掛け合い漫才のようなことをやっているのだが、だらしない顔で鼻水や涎を垂らすのは当たり前、ションベンを飲ませたり、うんこを食わせようとしたり、道端にうんこが落ちてたり、うんこ型の雲がのぼったり、ガンダムっぽい何かが現れたり、パーマンの出来そこないに変身したり、必殺技の「月光蝶」(単に「月光蝶」と叫びながら馬乗りパンチをする。)で弟を半殺しにしたりととにかくカオスである(うんこ率高し)。
本編よりこちらの方が出番が多く、最終巻のおまけでは「一番の事件は、こいつらの存在そのもの」とされている。
今となっては彼らのイメージはこっちのほうが定着しているかもしれない。
TVアニメ版の予告編はこのノリで進行され、本編があんまりな出来(作者公認)だったせいで「予告が本編」とまで言われる。
ドリフターズの帯にも登場した他、アニメ版の次回予告にも登場、ルーク担当の子安さんに至っては次回予告の為だけに出演している。
因みに単行本帯後面ではメインの登場人物達ですらぐうの音も出せない"事実"を指摘しまくってる。
「人情紙」抜粋
ル「ヤーーーーーン
あんちゃんだよーーーー
お前のあんちゃんだよーーーー
今帰ったよーーーー
開けておくれーーーーッ」
ヤ「本当かーーッ
本当に本物のアンちゃんかーー
本当のあんちゃんならこれができるハズです。」
ヤ「マリーアントワネットのものまねー。」
ル「パンがないのなら
糞便を食べればいいじゃない。」
ヤ「うわーーーー
超ゴーマーン。
やっぱりあんちゃんだ~~~~~~ッ」
ル「はっはっはっはー」
─────────4巻抜粋(いわゆるコント「バカ兄弟」のパロディ)
ヤ「あんちゃぁぁん
あんちゃあ~~~んッ
あッあ開けておくれーーーーーッ
大変だああぁああッ」
ル「どうした愚弟ィー(グッティー)
鳩が散弾銃くらった様なツラで
兄者は今新発明でいそがしいのでR(いいとも日曜)」
ヤ「発明……ですか」
ル「発明……ですよ?」
ル「どんな言葉でも語尾に「ですぜ」ってつければ
ヤ「なにそれ」
ル「ケツに芳香剤ブチこめば
どんなアナルも花畑みたいなモンですぜ!!」
ヤ「ほんとだーーーッ」
ヤ「ホントダァーーー」
─────────10巻抜粋