概要
元王下七武海にして新世界を支配する四皇の一角を担う海賊”千両道化”バギーが設立し、自らが座長を務める一大組織。偉大なる航路の後半の海「新世界」、カライ・バリ島のバギー街に本社を置く。報酬と引き換えに所属する海賊を傭兵として各地に送り込む「海賊派遣組織」である。
聞くだけならどう考えても犯罪結社だが、バギーが王下七武海に所属していたため、その部下である海賊全員の懸賞金は免除されており、どこへ行こうと何をしようと、派遣された戦場で堂々と略奪を働こうとも全てが”合法”となる。
脱獄仲間のよしみでクロコダイルから多額の借金をして設立された。
事実上世界政府公認の傭兵派遣会社となっていたが、世界会議の結果「王下七武海制度の撤廃」が決定され、ただの海賊団に戻ってしまう。そして、本拠地を海軍本部中将ステンレス率いる艦隊に包囲されることとなったが、思わぬ運命が待っていた。
あまり収支は良くなかったらしく、特にこの人数を食わせるだけの食費で収益が飛んでいたらしい。
のちにバギーが別組織に組み入れられた際にはメンバーも一緒に加入した形になったようだが、作中では数少ない「印刷技術を有する組織」であることも浮かび上がってきた。
また、バギーが創業資金をクロコダイルから借りていた事も判明した。
主要人物
主にバギー&アルビダ連合の幹部がそのまま当組織の幹部として在籍している。
元メンバー
余談
- 成功とトラブル
ドンキホーテ・ドフラミンゴが王下七武海の権限を剥奪され、裏社会で武器や人造悪魔の実の流通がストップした事により、その穴埋めとして各地から派遣依頼が殺到。創立以来最大の稼ぎ時を迎える。
しかしそんなタイミングでハイルディンを筆頭に在籍していた巨人族5名が組織を離れてしまう。一番の稼ぎ頭である彼らを失いバギーは大きく狼狽することにもなった。
- 最強の海賊団
なお、バギー自身はロジャー海賊団見習い時代から
「この実を売り払った金とこの地図の財宝があれば今すぐにでも最強の海賊団を結成してさらに宝を奪って…」
と発言していた（最終的にシャンクスが原因で実を誤飲して能力者となってカナヅチになった上、敵から奪った宝の地図も海に落として紛失してしまったため計画は水の泡になった）他、偉大なる航路編ではキャプテン・ジョンの財宝を手に入れる為に様々な島に行き、最終的に海軍の駐屯所に突撃して逮捕されインペルダウンでルフィと再会した際、（協力する代わりに）ジョンの財宝の在処を記すトレジャーマークを手に入れ、脱獄後も所持し続けていた事から、恐らくジョンの財宝を入手してそれを売って得た資金からこの組織が設立されたと考えれば不自然では無い。
