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サムゲ荘のキムチな彼女の編集履歴

2022-09-11 23:39:13 バージョン

サムゲ荘のキムチな彼女

さむげそうのきむちなかのじょ

2012年に発売されたとある同人誌

概要

日本において嫌韓ブームが勃興していた2012年冬コミにて頒布された、とあるエロ同人誌のタイトル。

同年アニメ放映されたライトノベルさくら荘のペットな彼女」の二次創作エロ同人誌であったが、その内容が内容ゆえに、ニュースになるほどの国際問題を巻き起こした


背景

「さくら荘」テレビアニメ第6話においては、原作ではおかゆだった部分が韓国郷土料理であるサムゲタンに変更された。変更先が韓国料理であったことから、制作会社は当時のオタク層にも多く潜伏していた潜在右翼から著しい非難にさらされることとなった。


内容と反響

乗馬ダンスで知られる韓国の有名歌手が暴力団員として登場。

「日本人は貧弱ニダ」などと叫びながら同作の主人公に暴行を加える、ヒロインらを緊縛して強制的に韓国料理を与えるなどの暴力行為を行う内容であった。

発売直後からこの同人誌は韓国人のアニメファンらに問題視され、SNSを中心に「嫌韓主義者レベルを如実に示すもの」「幼稚極まりない」「非常識な扇動にその都度反応するのも馬鹿らしい」など、非難轟々となった。同年12月26日には日本語版でもニュース配信され、アニメファン、同人ファン以外の一般市民にもその存在を知られることとなった。ただでさえ発行部数の少ないエロ同人誌が、一冊具体的に名を挙げられてニュースサイトでも取り上げられる事態は極めて異例であり、まさに悪名は無名に勝るという不条理を世に知らしめることとなった。


余談

前年にはイスラム教預言者を侮辱する内容の風刺画を掲載したシャルリーエブド社が過激派ムスリムの襲撃を受けて放火される事件が発生、2年後には同社がテロリストに襲撃される事件が発生している。洋の東西を問わず、政治的挑発を含む内容の表現をどこまで許容するかというのは、国際的な友好関係に大いなる影を落としかねない重大な問題であると考えて良いだろう。

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