概要
『デリシャスパーティ♡プリキュア』で、ローズマリーをはじめとするクックファイター達が所有している宝石。
所有者にプリキュアに匹敵する肉弾戦能力を与える他、人間界とクッキングダムとの往来にも使われる。
所持者
ローズマリーのデリシャストーン
ローズマリーが所有するデリシャストーンは赤色の宝玉で、涙滴形のネックレスに埋め込まれている。第26話のローズマリーの話より、スペシャルデリシャストーンであることが判明した。第1話でのブンドル団の少女怪盗・ジェントルー(現・菓彩あまね/キュアフィナーレ)との戦いでひび割れてしまい、以降はその力を発揮できなくなった。
そのため、これからのブンドル団との戦いをプリキュアに任せざるを得なくなった……と言うのが本作の物語の始まりである。
なおデリシャスフィールドはデリシャストーンが壊れていても問題無く展開できている。
ブラックペッパーのデリシャストーン
第13話で品田拓海がデリシャストーンを隠し持っていたことが判明。こちらは緑色の宝玉で、ハート形のブローチに埋め込まれている。
これは嘗て父門平が所持しており、1年前に譲り受けていた物であった。
門平の話によれば、石の不思議な力は石が使い手を選ぶという特性があると言うことだが、1年前に石と拓海が共鳴したため、父は拓海に素質があると判断したのだ。
父・門平は「その力はおいそれと使ってはならない」と警告していたが、拓海はプリキュアに選ばれた幼馴染の和実ゆいの力になるため、変装で自身の正体を隠してクックファイター・ブラックペッパーを名乗り、デリシャストーンの力でプリキュア達と共にブンドル団との戦いに挑むことになる。
フェンネルのデリシャストーン
26話で言及されたデリシャストーン。第26話のローズマリーの話より、彼のもスペシャルデリシャストーンであると判明した。こちらは青色で、勾玉形のブローチに埋め込まれており、右側のジャケットに装着している。現状、クッキングダムでは彼とローズマリーのみがスペシャルデリシャストーンを所持している。
スピリットルーのデリシャストーン
ブンドル団の怪盗ロボ・スピリットルーのボディには紫色の宝玉が埋め込まれているが、ローズマリーはこれをデリシャストーンだと見做している。
スピリットルーは応援することでモットウバウゾーをパワーアップさせる能力を持つが、これはデリシャストーンの力によるもののようだ。
ローズマリーやブラックペッパーのものとは異なりアクセサリーとしての加工はされておらず、宝玉単体で存在している。現状唯一のクックファイター以外が所持しているデリシャストーンである。
このスピリットルーは、ブンドル団の発明家であるナルシストルーが第25話で作り出したロボットである。デリシャストーンをボディに搭載したのはナルシストルーであるが、この石は第24話でセクレトルーから手渡されたものである。セクレトルーがどのようにしてデリシャストーンを手に入れたのかは現状では不明だったが、26話でブンドル団の団長・ゴーダッツが作成した試作品のスペシャルデリシャストーンであったことが判明した。
特徴
「石の使い手はデリシャストーンが選ぶ」という特性がローズマリーに新たにデリシャストーンを供給し辛くする要因ともなっている。
悪のロボットであるスピリットルーが紫のデリシャストーンの力を引き出せていることについて、これをどう解釈するかで様々な考察も出ている。
なお、デリシャストーンを所持しているとデリシャスフィールドの出入りが自由となるようで、拓海は一般人は侵入できないデリシャスフィールドを自由に出入りできている。
なお、第26話でのマリちゃんの発言によれば、スペシャルデリシャストーンを作製できる人物はクッキングダムにはもう存在しないらしいが、何故かスペシャルデリシャストーンの試作品をブンドル団の団長・ゴーダッツが作成した事が判明している。