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「いいか、男は『1』と『0』。この数字さえ覚えとけば生きていけるんだよ!」

プロフィール

身長  168cm    
体重  64kg     
誕生日 9月9日    
声優  若本規夫   
実写版キャスト堤真一   

人物

銀魂』における若本御大。

幕府の治安組織を束ねる警察庁長官。

公私混同は日常茶飯事で優先順位が「娘>保身>職務」、毎晩のようにキャバクラで豪遊し、所構わず拳銃乱射する等、とても警察のトップとは思えないメチャクチャな振る舞いと言動で部下近藤勲やその他役人達をいつも振り回している。特に娘の栗子関連となると見境がなくなり、相手がテロリストだろうが一般人だろうが容赦しない。

本人の戦闘力もかなり高く、銃一丁で高層ビルに立てこもったテロリストをたった一人で壊滅させる程であり、出動すれば彼が通った跡は塵一つ残らないことから破壊神と呼ばれている。

見た目はその道の人と勘違いされそうな強面である一方、ドロンボー一味からかっぱらった自転車で歩道を渡ろうとしてお登勢にメンチを切るも、逆に「自転車は車道じゃなくて歩道を通りな」と一喝されて良い歳してちびりそうになったと洩らしている辺り、誰に対しても強気な態度を取ると言うわけではない。

破天荒で型破りな面が目立つ一方で“天下のクソ親父”を自称し、路頭に迷っていた近藤達を拾い上げて真選組として雇ってやったり、娘を救う手助けをしてくれたを見逃してやったりと、仁義を重んじる面もある。そのため普段振り回されている真選組の面々からも“松平のとっつぁん”と呼ばれ慕われており、敵対関係にあるはずの桂をはじめとした一部の攘夷浪士からさえも敬意を払われている。

また、その面倒見の良さから将軍・徳川茂茂の後見人的な立場も買って出ており、よく将軍を連れて回してはお忍びで遊ばせている(ついでに自分も思いっきり楽しんでいる)。巻き込まれる方はたまったものではないのだが。

一人娘の栗子に対しては過保護だが、娘が年頃になってウザがられているのは重々理解しており、色々と干渉したい気持ちを抑えながら一人の父親として距離を保つことを弁えるなど、世間の単なる過保護な親父とはその当たりで一線を画している。

とはいえ、娘の彼氏がチャラ男と知ると、近藤達を引き連れて二人がデート中にもかかわらず娘の彼氏を狙撃しようとするなど場合によっては過度に干渉する時もあり、アニメでも娘がバイト先のコンビニで同僚達に口説かれていると、その同僚達を狙撃しようとしている(いずれも未遂に終わっているが)。

また、上述したように夜遊びが激しいが、「ハートは30年前に母ちゃんに奪われている」と発言するなど愛妻家でもある。

以上のように色々と無茶苦茶な人物ではあるが、決めるところはきっちり決めてくれるハードボイルドなクソ親父といえよう。

ブルドッグの様な「プー助」を可愛がっていたが、真選組動乱編と時を同じくして永遠の別れとなり、同時期に死んだ(と思われていた)山崎退よりでかい遺影を掲げて共同葬儀を行った。

その後、新しい犬を飼ったらしい。

名前のモデルは松平容保。また、下の名前の元ネタは片栗粉。外見のモデルはロバート・デ・ニーロ

アニメ化の際、原作者の空知英秋が「(松平役は)サザエさんのアナゴで」と頼んだところ、本当にアナゴ役の若本が起用されたという逸話がある(このような経緯から恐らく意図したものでは無いと思われるが、かつて若本はアニメ『まんが日本史』の第50話で片栗虎の名前のモデルになった松平容保を同話に登場した坂本龍馬と兼任で演じた事がある)。

また、警察のトップに立つ男を演じた若本は声優になる前は実際に警視庁警察官であり、機動隊員として新宿騒乱などに出動している。

実写キャスト

実写映画『銀魂2―掟は破るためにこそある―』では、配役堤真一で登場。

性格こそ女好きでハチャメチャな部分は変わらないが、原作では普段は破天荒ながらもやるときはやる実力者としての一面が描かれる中、実写版では昼行燈を装いつつも用意周到な策略家としての一面が描写された。

銀魂高校の体育教師として登場。野球部の顧問も務める。銀八の務める高3の学年主任でもある。

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