『烈火抜刀!二冊の本を重ねし時、聖なる剣に力が宿る!』
ワンダーライダー!
『ドラゴン!アーサー王!二つの属性を備えし刃が、研ぎ澄まされる!』
概要
『仮面ライダーセイバー』に登場する形態。
火炎剣烈火を収めた聖剣ソードライバーにブレイブドラゴン、キングオブアーサーのワンダーライドブックを装填し、聖剣を抜刀して変身する仮面ライダーセイバーの派生形態。神獣「ブレイブドラゴン」、物語「キングオブアーサー」の力を宿す。
物語のワンダーライドブックも使っているが顔は変化しない。
これは後に登場した二刀流形態ドラゴンアランジーナと共通する。
第7章から登場。
聖剣火炎剣烈火に加え、聖剣に匹敵する大剣キングエクスカリバーの二刀流で戦う。
手に持ったキングエクスカリバーは空中に浮遊している「キングエクスカリバー型の巨大な剣」のコントローラーにもなり、振るうことで大岩をも容易に断ち切る。
スペック
身長 | 217.0cm |
---|---|
体重 | 120.4kg |
パンチ力 | 15.0t |
キック力 | 28.4t |
ジャンプ力 | 18.3m(ひと跳び) |
走力 | 4.5秒(100m) |
分かり易いパワー特化型のスペック。
使用するワンダーライドブックは二冊にもかかわらずパンチ力・キック力で三冊変身のドラゴンヘッジホッグピーターを凌ぎ、パンチ力だけならドラゴンイーグルぶた3も上回る。
一方120.4kgと三冊変身以上の体重が示唆する通り機動力は低く、ジャンプ力は基本形態のブレイブドラゴンから0.1mしか上がっておらず、走力に至っては変わっていない。
必殺技
- キングスラッシュ
必殺読破!
キングエクスカリバーのトリガーを5回連続で引くことで発動。
火炎剣烈火との二刀流で同時に斬撃を飛ばし、敵を斬り裂く。
キングオブアーサーの真の力を会得してからは「キングエクスカリバー型巨大剣」をコントロールして斬撃を放つ技となっている。
従来通り抜刀必殺技やキック必殺技も使えるが劇中未使用。
余談
『ブリタニア列伝史』において、ヴォーティガン王は堅固な塔を建設しようとするが、一夜で地中に沈んでしまう。王は生まれつき父親のいない少年を探し、その血を礎石のモルタルに振りかけるよう魔術師の助言を受け、夢魔の父を持つマーリンが生贄に選ばれる。
事情を聞いたマーリンは王に塔の下を掘り、塔が沈む原因である水を抜くよう伝えた。
すると、赤い竜と白い竜が現れ、戦いを始める。劣勢だった赤い竜は、勢いを取り戻し白い竜を退けた。驚く王にマーリンは赤い竜はブリトン人、白い竜はサクソン人だと説明した。そのブリトン人の住まうブリテンこそ、後に現れるアーサー王の統治する国となる。
上記の伝承的を聞く限り、ブレイブドラゴン(赤い竜)とキングオブアーサー(アーサー王)は見事にマッチしている。
第8章ではソードオブロゴスのメンバーを円卓の騎士に準え、「アーサー王も仲間である円卓の騎士を信じたから戦いに打ち勝てたんだ」と飛羽真が発言しているが、実際の円卓の騎士は内輪揉めで壊滅している。その逸話が指し示すように第16章では飛羽真の仲間への信頼に亀裂が起き始める。
そして第22章で変身に必要なキングオブアーサーのブックを尾上に回収されて変身不能となり、以降登場する事はなかった。
関連タグ
ドラゴンイーグルアーサー:ドラゴンアーサーの発展形態。
ドラゴンアランジーナ ???:同じく二本の剣で戦う形態。
セイバー(Fate/staynight):とあるゲームにおけるアーサー王本人。聖剣を使う、セイバーという名前を持つが本名ではない(仮面ライダーセイバーはあくまで剣士としての名前でありこちらのセイバーもあくまでクラス名である)、そして上記の通り身内で揉め事が起こるなどと言ったことが共通している。さらには竜の力を持っているという点もあるがこちらはその因子でありドラゴンっぽい技などは使わない。