データ
分類：宇宙狼
出身星：ビースト星雲ヘルザー星高原地帯
好物：影焼きTボーンステーキ
概要
二足歩行の狼と言うべき姿を持ち、茶色い体毛をした個体は「序」、銀色の体毛をした個体は「破」、黒い体毛の個体は「急」と呼ばれている。
上記の通り、「悪魔の宇宙狼」の名に恥じぬ程の凶暴極まりない性質の持ち主で、サタラクラの特殊な犬笛でしかコントロール出来ない。それ故、暗黒忍獣牢で処分寸前だった所をサタラクラに引き取られて今に至る。
常に三体一組で行動し、狼らしく目にも止まらぬ速さで駆け抜ける。得意技は人々の影を喰い千切る「宇宙忍法・影喰いの術」と言う物で、ファングールに襲われて影を喰われた人間は徐々に理性を失って野獣化し、最終的に狼人間へと変貌。そして狼人間となった犠牲者は新たに別の人間を襲い、同じ狼人間に変えてその仲間を増やすと言う、ゾンビか吸血鬼のような存在と化してしまう。
活躍
上記の通り、制御不能の凶暴性から寄生要塞センティピードの暗黒忍獣牢にて処分寸前だった所をサタラクラに引き取られ、特殊な犬笛で自分達のコントロールに成功した彼の手によって派遣される。
3体のスリーマンセルで人々を襲い、その影を次々と喰い千切っては狼人間に変えて行く事で地球を腐らせる作戦を実行。
ハリケンジャー達との戦闘の際にはレッドとカブトライジャー以外の3人を持ち前のチームワークとスピードで圧倒する。ハリケンイエローを高所の壁に叩きつけた後放り投げ、落下による衝撃に悶え隙のできたイエローに3体が一斉に群がり、全身を切り刻んだ。全身隈なく激しく攻め立てられたイエローは、絶叫に等しい悲鳴を上げて苦しんでいた。しかしイエローに攻撃パターンを見破られて自分達が群がる隙を突かれ、他の2人が背後から攻撃すると言う対処法に怯む。これに対して攻撃パターンを変えようとサタラクラが犬笛を吹くも、3体は仲間割れをしてしまいチームワークが崩壊。そこへ3人のハヤテ丸とイカヅチ丸の斬撃をそれぞれ同時に喰らって消滅した。
しかし、サタラクラの「宇宙忍法・暗黒宇宙合体」によって巨獣ファンゲロスとなって復活及び巨大化を遂げて襲い掛かって来る。
余談
モチーフは狼で、名前の由来は牙と言う意味のファング(Fang)と狼の英訳のウルフ(wolf)。
関連タグ
忍風戦隊ハリケンジャー 宇宙忍群ジャカンジャ 中忍(宇宙忍群ジャカンジャ)
サタラクラ：飼い主
ネッシーのウオボ渦：同じく相手の影を舐め取る能力を持つ8年後の戦隊怪人。こちらは命を奪われる為、ファングールより凶悪である。
西洋妖怪オオカミオトコ：13年後に登場する狼繋がりの後輩。
