巨獣ファンゲロス
きょじゅうふぁんげろす
3匹の忍狼獣ファングールが「宇宙忍法・暗黒宇宙合体」によって暗黒忍獣合体した地獄の巨大獣。ケルベロスよろしく3つの頭と尾を持ち、首の周りからはマンモスの牙を思わせる角が生えて右腕は銀色、左腕は茶色の体毛が生えた外見をしている。
「宇宙忍法・暗黒宇宙合体」とは3匹の身体を光の粒子に変え、雄叫びと共に自力で巨大な1つの姿へと合体するファングール達の得意技である。3体が合体して巨大化しただけあってそのパワーは凄まじく、10台もの戦車を1度に押し潰し、口からの超高熱火炎でジェット戦闘機10機を瞬時に焼き尽くし、果ては強靭な3本の尻尾でビルを粉々にする等、驚異的なまでの戦闘力を発揮できるようになる。
その驚異的な戦闘力とパワーで轟雷旋風神を追い詰めるが、サタラクラのミスで制御の要である犬笛を壊してしまったため、元の3匹のファングールに戻ってしまう。
サタラクラの制御を離れた3匹は本能のまま、思い思いに人々の影を喰いちぎって行くが、犬笛が修復されたことで再びファンゲロスへと合体。ニンジャミセンの入手に向かうシュリケンジャーを天空神諸共撃墜する殊勲を挙げる。
合体できないシノビマシンを返り討ちにし、マンマルバの「そして三つ首のケダモノ地を征する時、最終奥義遂に出ずる」という予言の実現まで後一歩のところまで到達した。
しかし、そこへシュリケンジャーが復活させた予言の続き(「ただし、時同じくして最大の敵もまた蘇るなり」)にあるリボルバーマンモスが出現したために形勢は逆転。
風雷合体した轟雷旋風神のソードスラッシャーとゴートハンマーに怯み、リボルバーマンモスに轟雷旋風神が乗り込む形の合体形態「リボルバー轟雷旋風神」が誕生し、最期はリボルバー轟雷旋風神の『必殺究極奥義・サンダーハリケーンストライク』を喰らって爆散した。
ファンゲロスの死と共に、ファングールに狼人間にされた人々は元に戻りハリケンジャー側は一件落着。
一方、今回の作戦の失敗によりサタラクラは「ダジャレ禁止付きの謹慎処分」を言い渡され、マンマルバもカブトライジャーに倒されてしまったのだが………。
忍風戦隊ハリケンジャー 宇宙忍群ジャカンジャ 中忍(宇宙忍群ジャカンジャ)
忍狼獣ファングール:元の素体
西洋妖怪オオカミオトコ:13年後に登場する狼繋がりの後輩。
ケルベロス(仮面ライダー剣):同じくニチアサにおけるケルベロスモチーフの怪人。