プロフィール
※:声優と一人称以外は単行本2巻で判明
概要
獣人の女子で愛称は『ひたむき』。
天然ボケのきらいがあるが、まっすぐな性格かつ礼儀正しく、魔物相手でも情を持つほど心優しい性格。
彼女のジョブは武闘家なのだが、言葉が通じない魔物相手にわざわざ礼儀正しく挨拶して攻撃を受ける・何もない場所で盛大にズッコケる、と前衛職に向いてない。しかし索敵能力は高く、武闘家のスキルを応用した回復スキル等、主にサポート面で頭角を表している。
本作の魔物は人体(主に女性のもの)を弄ぶ行為を通してマナを摂取しようとする傾向にあり、特に彼女はなぜか魔物らを引き寄せる体質ゆえに、毎回のごとく魔物に卑猥な仕打ちをされる。
また彼女の持つマナは魔物にとってよっぽどのご馳走らしく、単に女性という程度では手を緩めない凶暴な魔物も彼女に対しては甘々になるため、本人は不本意であるがデコイとして活躍することもしばしば。
一連の件を挙げると何かとマイナスな印象が強いが、料理の腕はヒロイン陣の中では一番上の方(彼女以外はてんで……)であり、料理回でメイデナが使用したジビエ肉の部位を当てられる程精通している模様。
しかし家事方面の女子力は高い反面私服として体操服を着用したりとファッションセンスはどこかズレている。
ちなみに天然モノである。
彼女が人一倍魔物に狙われやすいのにはその特殊体質にある。
この世界ではスキル等々で消費したマナは空気中の「魔素」を取り込むことで回復するのだが、普通の人間の魔素吸収率は1%にも満たない。しかしひたむきの吸収率は脅威の100%。それゆえ、超高純度マナを体内に有する彼女は、マナを欲する魔物らには高級食材の如く映ってしまい、人一倍狙われやすくなっている(空気中の魔素と彼女のマナが常に結びつこうとしているゆえに、肌が敏感すぎたり、どこまで自分の体なのか掴めず距離感が掴めなくなって何もない場所で転ぶといった影響もある)。
ジョブ「武闘家」
獣究空手という武術を主体に戦うのだが、実際には勝負を挑んだ次のページで魔物に卑猥な目に合わされているぐらい歯が立ってない。事実、初陣のスライムに服の中に入られ悶え苦しむほど。
実際、初期ヒロイン4人の中でも唯一魔物単独撃破は未達成。
彼女の師曰く「良くも悪くも純粋だ」と評価していたらしく、手を焼かされていたのが窺える。
本人はあくまでも武闘家のつもりであるが、彼女が使用する武技の傾向を知ったメイデナからは「武術家向いてない」との辛辣な評価を下されている(一方で、もし彼女に魔法の素質があれば、本気で白魔術師への転向を薦めていたとも)。
だが武闘家を志しているだけあって、キクルの課した訓練メニューを音をあげずにこなすなど、フィジカル面を見ると(規格外であるハナバタやキクルを除けば)非常に優秀。
武闘家としてはパッとしない彼女だが、獣人由来の嗅覚を生かした高い索敵能力については、自分にはない取り柄としてキクルから評価されている(ただし獣人共通の特徴というわけではなく、同じ獣人である隣街のカンゼボウ・ビー&オックリ・ビー兄妹は彼女ほどの嗅覚は持ち合わせてない)。
主な武技・スキル
カウンター
その名の通り相手にカウンターを叩き込む技。
ただし、反撃に移れる範囲は狭く、構えのポーズを崩せないので無視されると意味がない。
かもんたー
相手が射程圏内に入ってこないと発動できないという欠点を克服した、カウンターの発展技。
マナを放出させながら相手にバブみを感じさせるポーズを取り、自身に誘導する技。
チャクラ
体内のマナを操り治癒力を高める回復技。
みっちゃくら
チャクラの応用技。肌と肌を密着させながらチャクラを使用して相手を回復する。
関連タグ
関連・類似する他作品のキャラ
ケヴィン……『聖剣伝説3』に登場する主要キャラの一人で、体術使いの獣人。こちらは狼種の男性にて、スペックは完全に真逆。パーティ候補の一人にエノメの中の人がいる。
カナデ……同時期にアニメ化されたファンタジー作品の獣人キャラ。彼女も近接戦闘に特化していてる。獣のベースは猫という違いがある。
音無キルコ……『新米婦警キルコさん』に登場するメインキャラの一人。ひたむきと同じく『美少女かつ巨乳のメインヒロイン』と言う点が共通するが、同時に『致命的な欠点持ちでそれが理由で主人公が迷惑をこうむるのも日常茶飯事』というネガティブ面も共通する。