PIXIVサイト内での検索に関して
「虎王」だけで検索すると「スーパーロボット大戦」の『龍虎王』も対象になってしまう為、
「魔神英雄伝ワタル」などのワードと一緒に検索する事をお薦めします。
概要
CV:伊倉一恵
『神部界 創界山』を支配する悪の帝王『ドアクダー』の息子『魔界皇子』。創界歴貳参伍伍参年寅月一日(現生界換算で3月1日を指す)生まれ。魚座のO型。身長132.5cm、体重27kg。嫌いなものは梅干。稲穂の様な金色の髪と青い瞳、頭頂部の角は典型的な魔界王子の特徴である。
『ドアクダー四天王』のひとり『ドン・ゴロ』将軍に我儘放題甘やかされて育った為に世間知らずで、窮屈な帝悪学を受け続けるのを嫌い、愛機の魔神『邪虎丸』を使い下界層へ降りる日々を続けていた。その戦闘力は無数のブリキントンをモノともしない。第五界層『セリーヌの森』でサーベルタイガーと遊んでいたヒミコと出会い、壮絶など突きあいの末、「嫁は丈夫な奴に限る」という理由で彼女を嫁にしようとするが、その知識も偏りがあって乏しい(嫁にしようとする理由はコイツと一緒)。ワタルとも其処で知り合うも、当初は素性も知らず、ただ互いを『気に食わない奴』、と言った程度の認識しか無かった。
その後、一度はワタルと友好関係になるも、彼が父を倒す救世主である事実を将軍の横槍で知り、甘さを捨てて敵対し始めるが、彼らと関わり会い自身の環境にも違和感を覚え始める。決定打はドン・ゴロを粛清し自分をも亡き者にしようとする父の本性と、その光景を見たワタルが自分のために激しく怒る姿である。
育ての親ともいうべき将軍の死を看取ると、その仇を取るべくドアクダーの駆る『暗黒龍』に立ち向い、龍の弱点を突くことに成功するも自らも逆撃による致命傷を受け、『創界山』が七色の虹と平穏を取り戻した直後に力尽きる。
しかし、暗黒龍から開放された創界山の女王、『聖龍妃』の神力で本来の姿である皇子『翔龍子』として甦った。
簡潔に言えばドアクダーは記憶を書き換えて表向きは自分の息子であると装ったのである。
TVシリーズでは彼が登場するのと合わせるように物語がシリアスの様相と方向性に変わり、敵の手で洗脳され対立させられるパターンが多かった(例外は『2』と『七魂』。後者は初めから旅に同行)。彼を主役にしたノベライズも短編を除けば展開がシリアスになる傾向が強い。また、容姿もシリーズ毎に変わっており、当初は生意気で目つきが鋭かったが、徐々に顔立ちが可愛らしく且つ美形に変わっている。