概要
CV:島香裕
ゴル大尉とは、『機甲戦記ドラグナー』のキャラクター。通称提灯ゴリラ。
搭乗機はスタークゲバイ。
ギガノス帝国軍グン・ジェム隊の第一中隊長。階級は大尉。身長210㎝(画面上はもっと大きく見える)、年齢は30歳。
ゴリラ・田舎者・トリガーハッピーと三拍子そろった本作中最高のお笑いキャラである。
怪力の持ち主だが非常にバカで、一人称は「おで」「おら」等で、口調も訛りが酷くたどたどしい。ただし、そこは腕利きが揃ったグン・ジェムの部下だけはあり、戦闘やメタルアーマーの操縦の腕前は確か。
捕虜にしたリンダ・プラートに惚れ、それ以来「おらの嫁さーん」と叫んで追い続ける(リンダが逃亡したため「おらの嫁逃げちまう」と戦闘を半ば放棄し、乗機を木端微塵に破壊されたこともあるが、ギャグキャラなので生き残り乗機の破片の下から無傷で姿を現した)が、本人には全く相手にされずそれどころか嫌われ、ケーンたちにも予告編で口癖を笑い物にされた。
周囲がアレな連中だらけなのでミンには尻に敷かれているものの、根は短気で、興奮するとガトリングガンを乱射する悪癖がある。プラクティーズと出会った際には彼らのお行儀のよさに逆切れして「気に食わねえ~!」と乱射している始末。
しかし、その最期(第35話)は自らの失態を埋め合わせるべく、単独で無限軌道砲を駆ってドラグナーと対決、壮絶な戦死を遂げるという、お笑い色の薄いシリアスなエピソードだった。
この後、グン・ジェム隊はドラグナー討伐に本腰を入れ、結果、壊滅へと向かっていくという、重要なターニングポイントともなった。
ちなみに、スパロボでは『A』で女主人公ラミア・ラヴレスを、『XO』ではフェアリ・ファイヤフライをしつこくナンパしているが、どちらも結果は御察しの通りである。