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ザエルアポロ・グランツの編集履歴

2022-11-15 23:22:35 バージョン

ザエルアポロ・グランツ

ざえるあぽろぐらんつ

ザエルアポロ・グランツ(Szayel aporro)は、日本の漫画『BLEACH』の登場人物。タグとしては「ザエルアポロ」の方が機能している。

「天才、と言って貰おうか」

「鑑賞会は強制参加だよ」


冒頭ポエム

世界一嫌いだと言ってくれ(原作31巻)


プロフィール

種族虚・破面
階級第8十刃(オクターバ・エスパーダ)
誕生日6月22日
身長185cm
体重67kg
CV鳥海浩輔

司る死の形は狂気。


概要

藍染率いる十刃の一人。虚圏内では、“最高の研究者”や、“あらゆる霊性兵器開発のスペシャリスト”として知られているマッドサイエンティスト。

数字持ちの破面・No.15(アランカル・クインセ)イールフォルト・グランツの弟だが、兄を「カス」呼ばわりし『情報収集の為の録霊蟲(ろくれいちゅう)を運搬する箱』とまで蔑んでいる。

自分以外のものは基本的に研究対象として見下している。

眼鏡のように見えるものは仮面の名残であり、レンズは入っていない。


ちなみに破面の孔の位置は亀頭。嘘だろ。


登場した当初は藍染の尋問に平身低頭して答えるという謙虚な姿勢を見せていたが、恋次雨竜と交戦する頃には、冷酷無慈悲なマッドサイエンティストとしての本性を余すことなく発揮する。

雨竜が希少種の生き残りと知るや狂気的な笑みを浮かべて歓喜したり、恋次の捨て身の戦法によって傷を負わされた際には改造した部下を貪り食って回復するなどした。

それを見た雨竜からは「バケモノ」と評されるが、彼本人は「天才」だと返している。

帰刃『邪淫妃』の能力によって恋次と雨竜、ペッシェドンドチャッカの4人を弄ぶが、尸魂界からの援軍として涅マユリが現れ、マッドサイエンティスト同士の対決となる。

彼の能力は雨竜の身体に仕込んでおいた監視用の菌を通してマユリに対策を立てられており、ネムを触手で捕らえて人質にするが、直後にマユリが発動した卍解『金色疋殺地蔵』に喰われてしまう。

しかし捕らえていたネムに「受胎告知」を使って復活、金色疋殺地蔵を操ってマユリを襲わせるが、金色疋殺地蔵はマユリ本人に攻撃すると自爆するようになっており、ダメージを与えられなかった。

更に、ネムの体内に仕込んであった「超人薬」を接種してしまい、1秒が100年にも感じられる感覚に陥ってしまう。肉体の動きが感覚に追い付かなくなったザエルアポロは、心臓に刀が刺さるまでの数秒間を、何百年にも感じる苦痛を味わいながら死亡した。


その後、アーロニーロ・アルルエリと共に地獄に落ちていたことが判明。地獄の住人である朱蓮と戦闘になるも敗北。その後の動向は不明だったが…。


千年血戦篇では、ネムを喪ったマユリの見た幻影として現れ、かつて科学者として「完璧」を厭悪していたにも関わらず、ネムを「完璧」だと思い始めていたマユリの怠慢をを嘲笑う。

このザエルアポロは彼本人ではなくあくまでマユリの見た幻影に過ぎなかったが、マユリはこの幻影をきっかけにネムの死を嘆くことをやめ、自ら進化する魂魄を新たに作り直すことを決意する。


帰刃:『邪淫妃(フォルニカラス)』

解号は「啜れ」。帰刃の際には刀を飲み込む。

ログ


帰刃すると、首から下が触手に覆われてドレスのような服に変化し、背中に四本の羽が生える。眼鏡が飾りに変化し、道化師のメイクのような仮面紋が現れる。


  • 相手のクローンを生み出す
    • 身体から血液のような液体を噴き出し、触れた相手にそっくりなクローンを作り出す。クローンは目元の模様と髪質の違いで区別できる。また、体色や服装も自分の意志で変えられる。

  • 2体の巨人を従える
    • 服に接続された2体の巨人を操る。巨人は普段は服の中に収納されている。

  • 「人形芝居(テアトロ・デ・ティテレ)」
    • 羽で相手を包む事で、相手の人形を作り出す。人形の中には内臓や腱のパーツが入っており、パーツを破壊するとそれに応じた相手の内臓も潰される。
    • ドラえもんの秘密道具「のろいのカメラ」が元ネタと思われる。

  • 「受胎告知(ガブリエール)」
    • 相手に自分を孕ませる能力。ザエルアポロが最も自慢にしている能力。肉体の大半が失われた際、相手のへそに触手を挿して内臓に卵を産み、相手のすべてを吸収して口から這い出す。流石にエグいからか、アニメ版では相手の毛穴から侵入し、口から出た煙の中で細胞分裂をしつつ霊圧を吸収する描写に変更されている。ちなみにやられている時のネムがものすごくエロい。

  • 「球体幕(テロン・バロン)」
    • 羽で全身を包む防御技。

従属官

ザエルアポロが改造した虚を破面化させた者達。多数存在し、全員が胴体に縦三本のラインが入った服を着ている。ザエルアポロ自身の回復薬を兼ねており、負傷しても従属官を齧り(流石にグロいからかアニメ版では光球に変えて飲み込む形に変更)回復する。


  • ルミーナ、ベローナ、メダゼピ
    • 名前が判明している従属官。メダゼピは雨竜の矢で戦死、ルミーナは回復薬としてザエルアポロに食われ、ベローナは帰刃後は登場していない。


過去(小説版ネタバレ)

実は元第0十刃(セロ・エスパーダ)で、ヴァストローデ級の虚であった過去が明かされる。全盛期の実力は完全虚化した一護と同格とされ、現在の実力を遥かに超える最強の虚であった。


生前は残虐な人体実験を繰り返していた錬金術師で、将軍である兄から敗残兵を送られては実験の材料にしていた。

ある日、工房の地下が死体で埋め尽くしかけた頃、彼らが殺した何百何千もの人間の魂が、虚と化して彼等を工房ごと押し潰し殺害する。兄弟は共に魂魄と化すが、現状を瞬時に理解し狂喜しながら兄の喉を噛み切り、魂を啜り取り込み、自らも虚と化して自分達を殺した虚を全て喰らい尽した。


その後は虚圏に行き、他の虚を喰らい続けた結果、人の姿を取り戻しヴァストローデ級となる。普段は冷静沈着な学者であったが、戦闘になると精神が必要以上に昂り、相手を粉々になるまで破壊し尽くす戦闘狂の一面を有していた。

しかし、科学者であるザエルアポロは最強の力には執着しておらず、かねてからの夢である「完璧な生命」を得る為に最初に食らった兄を体外へと分離させる。これにより大幅に弱体化して、十刃の座を追われたが、前述の「受胎告知」を獲得して念願を叶えた。


獄頤鳴鳴篇

BLEACH 獄頤鳴鳴篇

これまでも幾度となく存在感を出していたが、連載完結後に発表された続編において地獄の獄吏として復活する衝撃的な再登場を果たした。

本来体に合った筈の穴は体の外に出ている等、デザインが大きく変わっており、地獄の鎖を用いた攻撃を行うと戦闘スタイルも変化している。

かつて戦った恋次の前に現れるが、雨竜やマユリがいない事態に若干不満を漏らしている。

千里眼を有しているようであり、初対面である阿散井苺花を彼の娘であると見抜き、娘ごと恋次を殺そうとする。間に入った一護と交戦し、地獄についての真実を伝え精神的な揺さぶりをかけるが、突如地獄の門から現れた巨大な双魚理によって再び地獄へと連れ戻される。彼の告げた衝撃的な真実と意味深な言葉は、新たな章の幕開けを予感させている。




関連タグ

BLEACH 虚(BLEACH) 破面 十刃 虚圏

イールフォルト・グランツ 藍染惣右介 石田雨竜 阿散井恋次 涅マユリ シエン・グランツ

残念なイケメン 変態 マッドサイエンティスト 鬼畜眼鏡



  • メローネ:能力に産む要素が備わる、(アニメ版限定だが)似た色の頭髪をしている、黙ってさえいれば知的な青年に見える等、共通項が多い変態繋り。
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