ガネーシャ(ダンまち)
がねーしゃ
「よく集まってくれたみなの者! 俺がガネーシャである!」
「ガネーシャ超感激! 愛しているぞお前達!」
俺がガネーシャだ~!これがおれの概要だ~!
CV:土田大
【ガネーシャ・ファミリア】の主神。
常に顔の上半分を覆う象の仮面を装着しており、自身が主催する『怪物祭(モンスターフィリア)』の担当員も、これに近いマスクを着用している。上半身がほぼ裸で筋肉質な体をした黒髪の男神。
大抵の場合、会話の一言目は「俺がガネーシャだ~!」である。また、ファミリアの蓄えを大量に使った本拠の建物はあぐらをかいた巨大な自分の像(しかも入り口は股間)であり、とにかく変神として有名である。
一方、好漢としても神や人の間で有名であり、ファミリアの勢力も他を圧倒しているため、ウラノスをはじめ『ギルド』からも協力体制の構築を要請され、オラリオの治安維持を担っている。
群衆の主=ガネーシャを標榜しており、その名の通り神々の中でも特に人間たちへの愛が深く、怪物祭では闘技場のモンスターが街へ逃亡した際(フレイヤが魅了を使ってベル・クラネルとヘスティアを襲わせた)に、メンツから自分達だけで対応しようとした団員に、自身の面子よりも民衆を守ることを優先するよう、即座に他のファミリアへ支援を要請するよう命じている。
このため、ロキとディオニュソスがこの件でダンジョンからモンスターを解き放とうとする存在について犯人を捜していた際に、ロキが「あの自分の子大好きな奴が、わざわざ自分の眷族を危険な目に合わせようとするはずがない」と真っ先に疑いから外したほどである。
ウラノスから直接にウィーネら異端児(ゼノス)たちの存在を知らされている数少ない神物で、異端児について全面的に協力体制にあり、怪物祭も異端児たちとの将来の融和を想定して実施している(他に異端児の存在を知っているのは、正規ファミリアではヘルメスと、ウィーネと接触した【ヘスティア・ファミリア】メンバー、一時激突した【ロキ・ファミリア】メンバーのみで、ヘファイストスやタケミカヅチ、ミアハもヘスティアを通して知った)。
ただし、全ての団員が異端児に対して歩み寄れないとも理解しており、現状では団長シャクティ・ヴァルマをはじめとする首脳陣にのみ、異端児の存在を明かしている。
いつか人々と異端児が理解し合える時代を目指しており、その時が来たら『群衆と怪物の主(ネオ・ガネーシャ)』となることも決意している。
『メモリア・フレーゼ』では、意外にも漫画(劇画)を描くことが出来ることが判明。イベント「創造神らの戯画騒動(クリエイターズ・ギガクライシス)」では、某世紀末漫画のようなオッタルを主人公のモデルにしたバトル漫画・「オッタレの拳(こぶし)」を連載し、男冒険者達から好評を得ている。
なお下も象、それも巨象らしい。
俺がガネーシャだ~!これが俺の眷族【ガネーシャ・ファミリア】だゾウ!
オラリオ最大のファミリアの一つで、エンブレムは象の顔。本拠は『アイアム・ガネーシャ』。
上級冒険者をオラリオでもっとも多く抱えており、戦力は【ロキ・ファミリア】や【フレイヤ・ファミリア】にも劣らない。中でもLv.5の数は11人と、Lv.6こそいないが第一級冒険者をオラリオで最も多く抱える大派閥である(このため『ソード・オラトリア』では、事件の黒幕が危険視したファミリアの一つとして挙げていた)。
腕の良いモンスター調教師を多数抱え、年に1度観客の前でモンスターを調教する、ギルド公認の祭典である『怪物祭』を主催・運営している。
以前から、消滅した【アストレア・ファミリア】(リュー・リオンがかつて所属していた)と共に都市の治安維持活動に務めている(実質オラリオにおける警察のような存在になっており、悪事を働いた神や冒険者を捕えている)。
ガネーシャから彼ら眷族への愛情は深いが、団員のハシャーナ・ドルリアがレヴィスに殺されたことを知った際に「腹上死だなんてうらやましい~変わってほしかった~」(実際は全く違う)というズレた悲しみ方をしており(この後犯人を捜して落とし前つけさせたいと他ファミリアから情報を募った)、ラキア王国(【アレス・ファミリア】)とオラリオの戦争では、前線で戦う眷族達のために何かしようとしていたら「危ないから引っ込んでて(意訳)」と言われて非難民の誘導役に追いやられ、ヘスティアに呆れられた。
異端児の件で彼と話しに来たヘスティアは、『アイアム・ガネーシャ』のデザインを見て門番に少し同情しており、門番が「これさえなければいい神さまだけどな~」とぼやいている。