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企画・制作

忠臣蔵事件を大石内蔵助視点ではなく、徳川綱吉の側用人・柳沢吉保の視点から描くという斬新な内容になっている。

原作は南條範夫による書き下ろし小説で、彼の作品の大河化は本作のみ。(2022年現在)

柳沢吉保を中心に赤穂事件を描くという案は、南條の「余り焦点が当たらない人物を主人公に据え、従来の歴史の見方を変える」という狙いによるものであった。

また、赤穂浪士による討ち入りが描かれた第50回「満願の雪」では、実際に討ち入りがあった元禄15年旧暦12月14日にちなんで、12月14日に放送された。

また、1975年5月8日には、本作の撮影現場に、放送期間中に来日したイギリスの女王エリザベス2世が見学に訪れた。

スタッフ

原作:南條範夫『元禄太平記』

脚本:小野田勇小幡欣治土橋成男

音楽:湯浅譲二

映像の現存状況

本放送は第2回、3回、7回、18回が現存していたが、その後当ドラマの出演者が録画したビデオテープが、NHKに提供されており現存数は増えつつある。

また、総集編は前後編共に現存し、VHSDVDも販売されている。

関連タグ

大河ドラマ 柳沢吉保

勝海舟元禄太平記風と雲と虹と