元禄太平記
0
げんろくたいへいき
1975年に放送された大河ドラマ。全52話。
忠臣蔵事件を大石内蔵助視点ではなく、徳川綱吉の側用人・柳沢吉保の視点から描くという斬新な内容になっている。
原作はシグルイの原作者としても知られる南條範夫による書き下ろし小説で、彼の作品の大河化は本作のみ。(2022年現在)
柳沢吉保を中心に赤穂事件を描くという案は、南條の「余り焦点が当たらない人物を主人公に据え、従来の歴史の見方を変える」という狙いによるものであった。
また、赤穂浪士による討ち入りが描かれた第50回「満願の雪」では、実際に討ち入りがあった元禄15年旧暦12月14日にちなんで、12月14日に放送された。
本放送は第2回、3回、7回、18回が現存していたが、その後当ドラマの出演者が録画したビデオテープが、NHKに提供されており現存数は増えつつある。
関連記事
親記事
兄弟記事
コメント
コメントが未記入です