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概要を書くことを……強いられているんだ!

フリット

そんなの意味がないですよ!

イワーク

「そうさ、意味なんかない。

 "上"のヤツらは裕福な生活を送りながら、くだらない思想をぶつけ合って、

 戦闘に明け暮れている。

 俺達は、そのしわ寄せでこんな生活を……強いられているんだ!(集中線)

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コロニー「ファーデーン」にて、旧国家派閥同士の意図の見えない戦いに巻き込まれた、

主人公のフリット・アスノエミリー・アモンドの二人。

それを助けだしたのは、コロニー下層に住まう労働者、イワーク・ブライアであった。

彼はフリットに語る。華やかなるファーデーンの都市の影の部分。

かつてのコロニー国家間戦争の未だに消えないしこり、無意味に打ち続く武力抗争、

消えない経済格差、スラム化する隔壁内部の空間……。

しかし、突然集中線が出てきて、「強いられているんだ!」と叫んだのだった。

内容的には現状を嘆くシリアスな場面であるはずなのだが、その集中線のあまりの脈絡のなさと、その後のイワークさんが乗るデスペラードの悲壮ながらも華々しい活躍、そしてイワークさん自身の特徴的な名前(ポケモン的な意味で)や体型(頭身)が相まって、彼自身を象徴する、あるいはガンダムAGEそのものを象徴する台詞と場面として視聴者の印象に強く残ってしまった。

一部界隈では本作の集中線演出を「強いられ線」と呼ぶ者もいるとかいないとか。

なお、テレビ本編終盤になって発売されたゲーム版にもこのセリフが音声で収録されているが、集中線は省略されている。

また上記の経緯や下記の公式ネタから、迷言に分類されると思われるセリフではあるが、「強いる」「強いられる」というフレーズは『機動戦士ガンダムAGE』の世界観や設定全体において大真面目に関係性の深いものとなっている。

その後も、ガンダムAGEにまつわる様々なものが……

例:アリオスガンダムが主役機の地位を強いられているんだ!

関連動画なんて意味がないですよ

肝心な部分をアレンジしているがだいたい合ってる

そうさ、ランキングに意味なんかない

この記事はピクペディアランキング(ウィークリー)にて、堂々の1位を獲得。2011年12月8日から上位をキープし続け、12月24日にはマンスリーで1位を獲得した。

この記録は2月14日まで続き、翌日にウィークリーランキングトップ10より陥落。その後も、マンスリーでは変わらず上位をキープし続けていたが2012年4月にマンスリーからもランク外となった。

公式の奴らは裕福な生活を送りながら、くだらないアイデアをぶつけ合って…

AGE本編では序盤のたった一言だったが、後に井上和彦氏による劇中冒頭のナレーションに「過酷な環境で生きることを強いられた者たちは」という言葉が入り、(一部の)視聴者の間で大いに賑わった。

汎用性があるためか、アニメの放送が終わっても公式によってネタにされ続けた

  • モバゲーのガンダムゲームの一つガンダムロワイヤルで、機体強化イベント「強いられているんだ!!」が開催された。勿論、その台詞とイワークの集中線も再現されている。内容はカードを使って機体を強化するというもの。ある程度強化するとスクラップが手に入り、そのスクラップを強化アイテムと交換出来る。ちなみに、報酬でアバター用アイテム「集中線」が入手できる。
  • ガンダムシリーズを題材にしたカードゲーム「GUNDAM WAR NEX-A」第2弾にてイワークさんのカードが登場したが、イラストに使われているのが上記の「強いられているんだ!」のシーン(もちろん集中線付き)であり、おまけにフレーバーテキストにも上記の台詞が書かれている。カード効果は、相手のユニットのプレイコストを一つ追加するというもの。つまり、このカードを使えば相手はユニットが展開しにくくなり、苦しい状況を強いられることになるんだ!ちなみに「 襲」という能力を持っているがこちらも意図されたものだろうか。
  • ガンダムAGEのフリット編のキャラクターソングCDが発売したが、主要キャラクター陣に混じってまさかのイワークさんが堂々参戦。曲名は「Desperado Blues」。歌詞がいきなり「強いられて~いるんだ~♪」で始まる名曲。
  • SDガンダムGジェネレーション」シリーズでは、Gジェネレーション3DでガンダムAGEが参戦した際、見事にデスペラードと共に登場を果たすが、後に発売されたGジェネレーションOVER WORLDでは、コロニー「ファーデーン」編のキャラとMSだけが削除されることを強いられた
  • スーパーロボット大戦UX」にて、参戦している「SDガンダム三国伝 BraveBattleWarriors」で登場しイワークと同じく乃村健次氏が演じる紅蓮装曹操ガンダムがゲーム劇中で「限界を強いられているのは、他の空に向かった者たちも同じだ!」「天が余に撤退を強いているだと!?」などガンダム繋がりもあってか何度も台詞で強いられる台詞を言うのを強いられている
  • 「機動戦士ガンダム vs.」シリーズでは、ガンダムAGE-1タイタスのアシスト武器としてデスペラードと一緒に登場することを強いられた
  • スーパーロボット大戦BX」にて、ついにガンダムAGEが初参戦を果たすが、第3部のキオ編から物語が開始だったため、第1部のフリット編は全く再現されず、スパロボに登場できないことを強いられた。ちなみにとある場面のフリットのセリフに「生まれてきた命に生き方を強いる」というものがある。なお、ここだけ切り取るとよくわからないかもしれないが、劇中でもかなりの名場面である。このほかにも「強いる」「強いられる」というフレーズが今作では多々出てくるが、どれも名言となっている。
  • ガンダムビルドダイバーズ」では様々な部分でガンダムAGEのガンプラが登場したり、中の人繋がり人物が出てきたりしているのだが、その中でも遂にゲストキャラクターではあるのだが出演が実現した。更に言えば続編でも登場を果たしている。
  • 2022年12月9日、ガンダムチャンネルで展開されている「昼MS」の一環としてデスペラードを解説する公式動画が公開されたが、搭乗したイワークを解説する場面で「苦しい生活を強いられている労働者だ」のナレーションに合わせて例のシーンが入っている(動画の0:54辺り)。