『BEAT AXE』
概要
ビートレイズバックル使用で変身するビートフォームで召喚可能なエレキギター型拡張武装。
外見・機能
ギターのように持てばギターモード、弦の部分を握ればアックスモードとして運用する。身も蓋もない言い方をすれば物理的に殴れるギター。
ビートレイズバックル同様イコライザーの意匠がある。
ピック部分「ストラムレバー」を掻き鳴らすことで実際に演奏可能な他、ドラム型調律装置「エレメンタドラム」を押すことで、火炎・電気・氷の3種類の属性を切り替えられる。
アックスモードではマゼンタ色の刃「Vエッジ」により音を変換した超刺激的ダメージを与え、弦に備わっている入力装置インプットリガーを押すことでエレメンタドラムで選択した音楽をもとに強力な属性必殺技を放つ。
ビートレイズバックルなどとアンサンブルを組むことで各種機能を拡張させる変わった特性を持っている。
ビートフォームそのものがバフ付きの音楽を全身から出せる歩くコンポーザーのようなものであるため、必然的にその効果は最大化される。
楽曲(技)一覧
音楽のレベルは三段階存在し、ストラムレバーを入力すればするほどより激しい音楽になる。
エレメンタドラムを押さなくても、ストラムレバーを鳴らせば普通に演奏できる。これらが属性持ちなので普段は無属性といったところか。
- ロックファイア
『ROCK FIRE』
エレメンタドラムを1回叩くことで選択。
ノリノリなロックンロールが特徴の火炎属性音楽。
待機音は某格闘系ゲームやアーケードゲームにありそうなもの。
- メタルサンダー
『METAL THUNDER』
エレメンタドラムを2回叩くことで選択。
ヘビメタな重厚感の溢れる、電気属性音楽。
- ファンクブリザード
『FUNK BLIZZARD』
エレメンタドラムを3回叩くことで選択。
ファンキーで軽快なサウンドが特徴の冷気属性音楽。
待機音は某レースゲームを彷彿とさせる。
必殺技
エレメント選択後、持ち替えてアックスモードとしてからインプットリガーを引くことで発動。
もちろん、ギターモードで左手でトリガーを引いても発動する。
- タクティカルファイア
『TACTICAL FIRE』
ロックファイア時にインプットリガーを押して発動。
火炎に変化した音を帯びた強力な斬撃を放つ。
第10話ではナーゴがタクティカルブリザードを用いて氷漬けにした海賊ジャマトの集団を一纏めにし、一撃で切り払った。
- タクティカルサンダー
『TACTICAL THUNDER』
メタルサンダー時にインプットリガーを押して発動。
雷に変化した音を周囲に放つ。
第11話ではギーツがジャマトライダー・執事ジャマト・メイドジャマトの集団に向けて青白い雷を落とした。
- タクティカルブリザード
『TACTICAL BLIZZARD』
ファンクブリザード時にインプットリガーを押して発動。
冷気に変化した音を帯びたビートアックスを突進しながら振り回し、相手を凍結させる。
第10話ではナーゴが海賊ジャマトの集団を次々に氷漬けにし、さらにストラムレバーを弾いてタクティカルファイアにつなげた。
玩具
2022年11月12日に「DXビートアックス」として発売。
劇中通りの遊びが可能で三種三段階の楽曲も収録されている。
楽曲の段階によって必殺技の攻撃音も変化するようになっている。
余談
これら3つのエレメント技は「フロアを熱狂させる」、「痺れるような音楽」、「フロアが冷める」とロックバンド特有の空気感が元ネタだと思われる。
また、何故ギターで叩きつける武器なのかというと昔のライブなどでよく見られた、熱狂のあまりミュージシャンがギターを叩きつけて壊してしまうことから連想されていると考えられる。
関連タグ
- オーインバスター50:前作に登場した水色とピンクがベースカラーの、持ち方によって用途が変わる斧型武器の先輩。なおメイン使用者も同様の配色であり、MOVIEバトルロワイヤルではその変身者がデザイアドライバーとビートバックルを用いてビートフォームに変身する事が判明している。
- 音銃剣錫音:イコライザーの意匠がついたライダーウェポンの先輩その1。変身アイテムを兼ねており、変身音は「おかしなリズムで、ビートを切り刻む!」。また該当ライダーと相性の良いフォームはスピーカーの意匠がついた音楽系の形態である。
- ビートクローザー:イコライザーの意匠がついたライダーウェポンの先輩その2。連動アイテムの有無で6種類の待機音が鳴る剣型武器。
- アックスカリバー:変形せず持ち変えることで斧になるライダーウェポンの先輩。エレメントが使える斧繋がりでもある。
- 音撃弦:『弦楽器型音撃武器』の総称。その内の幾つかはエレキギターを模している。
- ニンジャークソード:30分後の同じような配色の敵側の戦士の武器兼変身アイテムで、エレキギターのように操作されることがあるほか、各種音声がヘビメタ調である。
- スターソードガン:これもまたギター型の武器で、ギターのように操作したり、各種音声もヘビメタ調である。
- 魔法戦隊マジレンジャー:エレメント発動名からopを連想できる。
- ラブギターロッド:ビートと名乗る戦士が使うギター型の武器繋がり。
- It_Has_To_Be_This_Way:タクティカルファイアの待機音の3つめがこの曲に酷似していると言われている。
(画像左はメンバーの1人)