プロフィール
概要
チカはCygamesのスマートフォンRPG『プリンセスコネクト!Re:Dive』のキャラクター。
無印版の三角千歌にあたる。
歌で精霊を召喚して戦う『唱喚士』の女の子。
アイドルユニットのメンバーを募集していたノゾミに加入を希望し、更に不良に絡まれたところをツムギに助けてもらい、3人でアイドルユニットギルド【カルミナ】を組むことになった。
ただ、加入当初はギルド目的の「歌って戦う」を文字通り戦闘するものだと思っていたため、まさかアイドル活動をするものだとは思っても見なかった。
ちなみに【カルミナ】のギルドストーリー第一話でスリーサイズが上から「80‐56‐82」であることがツムギに暴露されている。なおプリンセスコネクトシリーズにおいて、女性キャラのスリーサイズの数値が公式に明かされたのは、無印とRe:Diveを合わせても長い間チカのみだった。後にランファのスリーサイズもツムギがバラしたため、スリーサイズが唯一明かされたキャラではなくなった。
また、普段の格好からは分かりにくいが、水着バージョンの実装によって隠されたプロポーションが明らかとなった。
唱喚士とは
彼女の故郷などで、突然変異的に「歌」によって精霊を使役できる才能を持った者たち。
その才能は生まれ持ったものであり、血統に左右されず、極稀にしか生まれない希少職業。
その才能の持ち主は心の中に独自の歌を持ち、それを歌って精霊を使役できるようになって一人前となる。
一人前となると他の唱喚士の歌を覚えることも出来、その歌を歌う事で自身とは違った精霊も使役できるように成る。
かなり限られた者しかなれない職業なため、作中でも彼女以外ほぼ登場しない。
人物
控えめで押しに弱く少し恥ずかしがり屋だが、生真面目で正義感が強く、ストイックな性格。
自身の唱喚士としての職業と資質に誇りと責任感を持っており、この才能によって弱者を助けることを信条としている。
そのために彼女にとって「歌」は武器であり、人を楽しませるものではないと考えていたため、当初はアイドルとして活動することや、戦い以外で歌うことに抵抗があったが、ノゾミの(言いくるめに近い)説得や三人でのアイドルライブ、ファンの存在などから次第にアイドルとしての楽しみや達成感、責任感などが芽生えるようになった。
一方で唱喚士としての歌集めも行っており、同じ唱喚士を探してランドソル中を放浪している時もある。
ちなみに、キャラストーリーで主人公に告白したキャラの一人でもあるが、告白方法が歌に乗せてであった為、朴念仁の主人公には歌に感動されたのみで想いは伝わらなかった。
ストーリー
メインストーリー第一部では覇瞳皇帝から潜伏中の主人公たちが諸事情から王都に帰ってきた折、初のライブツアー初日の部隊で遭遇。そのまま魔物の乱入でライブは中止になり、コッコロが戦闘中に意識不明になるも、彼女の身を心配しつつもプロデューサーに促されてツアーの次の開催地へと向かった。
王都終末決戦では移動用に使っていた飛空艇で上空から主人公たちを支援していたが、覇瞳皇帝に撃墜され、【悪魔偽王国軍(ディアボロス)】に救助される形で退場した。
第2部でも他のカルミナメンバー達と共に登場。
当初は敵だった【レイジ・レギオン】メンバーの中では、チカと同じく歌を武器とするランファと絡むことが多く、彼女が味方となった後もストーリー内で絡んでいることが多い。
2018年のクリスマスイベント『忘却のキャロル』では道で倒れていたところをクルミとアヤネに助けられたが、目を覚ますと記憶喪失になり、精神年齢も幼くなってクルミやアヤネのことをお姉ちゃんと呼んだ。
この時のボイスの破壊力はかなり高いため必聴。
テレビアニメシーズン2第7話はクリスマスではないがこのエピソードをリテイクした内容になっており狂暴化したり幼児化したりする現象がアニメで描かれている。
実際公式4コマ内の話ではあるが、あれだけアイドルであることに熱心なノゾミが自分のことを「ママ」と呼ぶチカを目にした瞬間、アイドルを引退してチカのママになる引退宣言しようとした程である。
2019年のクリスマスイベント『プレゼントパニック! ランドソルのサンタたち』ではイベント本編こそ未登場ではあるが、他のカルミナメンバーと共にエンディングテーマを担当している。
そのエンディングアニメ内でもクリスマス衣装を披露してるが、デザインは2018年版と異なり、今回のエンディングに合わせたトナカイの衣装となっている。
楽曲
- 風への誓い…キャラクターソング
- 作詞:野村イクミ / 作曲・編曲:内海孝彰
- 歌:チカ(福原綾香)
スキル
通常
ユニオンバースト | シルフィードブレス | 自分より前の味方全員のHPを中回復+精霊を唱喚 |
---|---|---|
シルフィードオーケストラ | 味方全体のHPを中回復+物理攻撃力特大アップ+物理クリティカル時のダメージ中アップ+継続HP回復状態を付与+精霊を唱喚 | |
スキル | チアーソング | 最前の味方を中心に物理攻撃力中アップ |
チアーソング+ | 物攻を大アップ+物理クリ中アップ+HPリジェネのフィールド | |
フェアリーズララバイ | 敵単体の物理攻撃力中ダウン | |
EXスキル | ギフテッドボイス | 魔法攻撃力中アップ |
ギフテッドボイス+ | 魔法攻撃力中アップ+魔法防御力小アップ |
クリスマス
ユニオンバースト | シルフィードキャロル | 自分の目の前に3体の精霊を唱喚 |
---|---|---|
スキル | アセンションワルツ | 一番物理攻撃力が高い味方の物理攻撃力大アップ |
アセンションワルツ+ | ↑+物理クリ大アップ(自身の魔攻が高いほど物攻が上昇) | |
ガーディアンメロディ | 範囲内の味方の物理防御力中アップ+TPを小回復(Lv261より物理防御力の上昇量が増加) | |
EXスキル | ギフテッドアンセム | 魔法攻撃力中アップ |
ギフテッドアンセム+ | 魔法攻撃力中アップ+魔法防御力小アップ |
サマー
ユニオンバースト | サマーオーシャンシンフォニー | 味方全体の物理魔法防御力中アップ+物理魔法吸収バリア展開 |
---|---|---|
スキル | オーシャンプロテクション | 範囲内の味方の魔法防御力特大アップ※使用するごとに効果量ダウン(3回まで) |
オーシャンプロテクション+ | 範囲内の味方の魔法防御力特大アップ+魔法無効バリア展開+自分のTP特大回復※使用するごとに効果量ダウン(3回まで) | |
ドルフィンソング | 一番HPが少ない味方のHPを小回復+リジェネ | |
EXスキル | サマーディーヴァ | 魔法攻撃力中アップ |
サマーディーヴァ+ | 魔法攻撃力大アップ |
キャラステータス
通常
【魔法】
後衛から、前衛の戦いをサポートする唱喚士。
ユニオンバーストで、味方の回復と敵への攻撃を行う妖精を最前線に唱喚する。
ユニオンバーストで自分の前列のキャラ全員を回復&最前キャラの隣に精霊を唱喚して攻撃を逸らす、前列キャラに物理攻撃力アップのバフをかけるなどサポーター兼ヒーラーの役割を持つ。魔法防御はかなり高いため、魔法パーティが相手だと堅い。
「チアーソング」が物理攻撃力を上げる性能であるため、物理パーティとは特に相性がいい。
2019年6月30日に実装された専用装備「翠霊譜ルーンノーツ」を装備させると、チアーソングが物理攻撃力大アップ、物理クリティカル中アップ、味方を継続回復させるフィールドを展開する効果に変化し、サポート性能が大幅に上昇する。
ただしHPと物理防御は下位クラスのため、アリーナだと編成次第では魔法キャラ絶対倒すウーマンのUBによって一撃で沈められる可能性がある。
UBは自分より前方(+一部の後方キャラ)にしか効果がない(例えばキョウカは回復範囲外)こと及び、ゲームの仕様上、精霊は倒されると敵のTPを回復させる要因になってしまうという欠点がある。
ただ、チカを使用するパーティでチカより後ろのキャラを採用することはあまり無いため、UBの回復範囲に関してはほとんど気にしなくてもよい。
また、チアーソング+のフィールドは中衛の一部までにしか広がらないため、後衛の弓キャラとの相性は悪い。
どちらかというとアリーナよりもクランバトルの方が活躍できる。専用装備を付けた状態であれば、クランバトル3段階目の激しい攻撃を行うボスに対しては心強い存在となるだろう。
なおチカのメモリーピースはクランコインか女神の秘石での交換が基本となるため、才能開花の難易度はかなり高め。
★6
「世界中に私の歌を響かせてみせます!」
2022年1月7日、『★6才能開花』によってチカに『★6』が実装された。
ユニオンバーストが「シルフィードブレス」から「シルフィードオーケストラ」に変化し、セットボーナスによって魔法攻撃力、回復量上昇、物理防御力が大きく上昇する。
クリスマス
【魔法】
後衛で、精霊を唱喚して戦う雪華の歌姫。
ユニオンバーストで呼び出す精霊たちはHPやTPを回復する能力を持ち、不利な状況も一変させる。
イベント『忘却のキャロル』に合わせて登場した、期間限定のクリスマスバージョンとなる聖夜衣装のチカ。
通常バージョンと同じく支援系のキャラクターとなっている。
ユニオンバーストで唱喚する精霊は3体となり、それぞれが「魔法攻撃を行う」「最もHPが低い味方のHPを回復」「味方全体のTPを回復」と役割が異なる。回復を行う精霊も3回に1回は攻撃を繰り出すため、TP回復によるUB加速もあり、手数は大きく増える。
その一方、通常版と同様、精霊が倒された場合相手のTPが回復してしまう上、それが3体も出るため、範囲攻撃を喰らうと一気に相手のTPを回復させてしまう。ボス戦では封印するか、最大体力に応じた割合ダメージの攻撃を使うボス戦に絞るのが無難。また、n番目のキャラを狙うと設定されている攻撃のターゲットがずれたり、単体HP・TP回復の対象に指定されてしまうこともあるなど、編成にも注意が必要。ただクランバトルではこの仕様を逆手に取って敵に精霊をわざと倒させてUBを使わせこちらのTPを溜めさせUB回転率をあえて早める戦法が使われることがある。
スキル2の「ガーディアンメロディ」は、範囲がクリスマスチカの周囲とやや限定的だが、物理防御バフに加えTPを回復させる効果が特に強力。
UBで呼び出すHP回復精霊のおかげでヒーラーとしての役割もこなせる点も長所の一つ。
スキル1の「アセンションワルツ」が物理攻撃バフであることから、アリーナでは★6リノなどの中衛~後衛の強力な範囲攻撃キャラと組んでることが多い。
UBのTP回復精霊を含めたTP支援性能が強力なため、アセンションワルツの影響が無い魔法パーティでも活躍が可能。クランバトルでは魔法パーティのTP支援要員として採用されることがある。
UBやスキルに若干癖はあるものの、ハマれば強力なサポーターとして要所要所で活躍している。
また、UBの精霊を敵に倒せさせて敵のUBを誘発し、こちら側の被弾TPを増やしてUB回転率を上昇させる上記のような戦術が、主に正月キャルパーティに組み込まれて大活躍したこともあった。
しかし、詳しい説明は割愛するものの、この戦術はプリコネRのバトルの仕様の穴を突いたようなものでもあるため、一部ではその是非を問題視された時もあった。
2019年12月11日に他の忘却のキャロル組と一緒に専用装備が実装。名前は「翠霊杖ルーンスノウ」。
アセンションワルツの物理攻撃バフが、クリスマスチカの魔法攻撃力に応じて更にアップする仕様になったほか、それと別に物理クリティカルを大アップさせる効果も追加された。
主にアリーナにおける物理範囲キャラへのサポート性能が強化されている。2019年12月現在のアリーナで猛威を振るっている★6リノなどと組み合わせると、強化されたバフによってアタッカーキャラをUB一発で仕留めさせることが可能になる。
余談ではあるが2020年12月に開催された復刻プライスガチャではあろうことかクリアヤネ、クリクリスに加え恒常キャラであるクリリヤを加えた4人ピックアップという排出確率0.175%の悪夢としか思えない闇鍋ガチャとなってしまった。
このガチャにおいては当時彼女を持っていない騎士達を阿鼻叫喚に追い込み天井報告が相次いだことでガチャの闇を改めて思い知らせた。
これに反省したのか次回開催以降のプライスガチャではPU確率が僅かだか引き上げられ最大2キャラPUで収まるようになった。
2022年11月15日に、『ガーディアンメロディ』のLvアップ調整が行われた。
サマー
【魔法】
中衛で、守護と賛歌を捧げる夏海の歌姫。
最序盤に味方の魔法防御を大幅に強化し、吸収バリアやHP回復スキルで、如何なる猛攻からも味方を守る。
イベント『カルミナサマーライブ ジャスト ア モーメント!』に合わせて登場した、水着姿のチカで恒常排出のガチャキャラとして登場した。
他のバージョンとは違い耐久を重視した性能になっており特にスキル1の魔法防御アップバフはトップクラスの性能を持つ。
その高さはアタッカーすら★6ヨリのUBに耐えられるようになる程高くアリーナのような短期決戦になっている。それもその筈スキル1を1回使うたびに3回まで効果量がダウンする為長期戦ほど効果が薄くなっている。範囲もかなり広くカオリより後ろの前衛ならもれなく届くのでそれより後ろのタンクキャラへの恩恵も大きい。
スキル2は単体回復ではあるものの回復スキルとしては使用頻度が高い為タンク補助の使い方も可能。
UBは物理魔法両面吸収バリアを展開し、物理魔法防御バフも展開するので吸収系としてはかなり強力。
難点があるとすればスキル1のバフ付与が若干遅いので隊列次第では敵にUBを使われることぐらいなので配置順位は3番目ぐらいにするといいだろう。
余談だがこれまでにあったUBの精霊召喚効果は残念ながらオミットされてしまった。
またポジションが中衛になったことで水着【カルミナ】キャラは全員中衛に収まることになった。
2022年8月9日に、専用装備『翠夏杖オーシャンルーン』が実装。装備すると『オーシャンプロテクション』の性能が底上げされる。
余談
グレアとリンという声優が一緒のコラボ実装キャラクターがいる。
そしてチカは上記のように3種類のバージョンがあるので、チーム内の5人全員が同じ声優(福原綾香)でチームが作れる数少ないひとりとなっている。
他には中の人が同じどころかキャラ単体で5種類以上のバージョンがある美食殿の3人とユイとレイがいるが、逆に言えば本作及び前作のメインヒロインである彼女達を除けば唯一の存在とも言える。
近年登場しだした複数人キャラを混ぜても良いのならば、リトルリリカル所属のキョウカとルナによる小倉唯チームも可能ではあるが、中の人がひとりだけで1チームが組めるのは現状美食殿の3人とユイ、そしてチカ達福原綾香チームだけである。
余談だが、この中の人がひとりだけでチームが組めるという状態の実装はコッコロ(2021年1月31日)に続いて2番目に早かったりする(2021年8月15日)。
しかし、リンがコラボ限定キャラである関係上、構築難易度は極めて高い。