「飲み物をこぼしても、もう平気! これなら弾幕ごっこもできそうだわ!やり方を勉強しておこうかな〜♪」
概要
東方ロストワードのメインストーリー第4章「永遠戦線」にて登場した、『常夏の幻想郷』の奥野田美宵。
昼は浜辺に建つ海の家『こうりん堂』の看板娘、夜はこうりん堂のイートスペース『鯢呑亭』の看板娘として働いている。
メインストーリーでは、彼女の世界では恒例である(『レヴァニア』から妖精が降りてくる夜に開かれる)宴会でお客に料理を振る舞ったり、紫がこうりん堂に注文した古明地姉妹の水着を預かったりと、地味に重要なポジションを担っている。
立ち絵が初登場したのはこいしやさとりとほぼ同時だが、東方酔蝶華が完結していない時期だった事情があるのか、プレイヤーからは立ち絵のみの状態がしばらく続く……と思われていたが、2023年1月13日、L1世界線の美宵より先にまさかのプレイアブル化を果たした。
頭には鯨の被り物の代わりにサンバイザー、上は首に掛けた白いリボンで胸元を抑えていて、下は鯢呑亭の鯨の字が描かれた前掛けを着けている。胸元の白いリボンには魚型のアクセサリーが付いたペンを、鯢呑亭の意匠があるデザインの注文用メモ用紙を腰の帯に挟んでいる。
プレイアブル化
実装形態 | エピック限定 |
---|---|
式 | 回復or技巧式 |
気質 | |
拡散 | モルティーテイスト |
集中 | ホッピングフレグランス |
スペカ1 | 鯢符『壺中の大勇魚』 |
スペカ2 | 牡丹『水門の山鯨』 |
ラスワ | 『蚕喰鯢呑夢幻酒場』 |
2023年1月13日に『猛暑の浜辺で清涼飲料 水着エピックおいのり』にて、7人目の水着エピックキャラとして実装。
テーマ曲
海の家の看板娘である美宵のテーマ曲は、IOSYSの「B・E・E・R(カラオケVer)」。原曲は「童祭 ~ Innocent Treasures」と「呑んべぇのレムリア」。
ちなみに「童祭 ~ Innocent Treasures」と「呑んべぇのレムリア」は、本来はそれぞれ神主と『黄昏酒場~Uwabami Breakers~』のキャラクター甘粕・バーレイ・天治のテーマ曲である。
余談
「モルティーテイスト」のモルティ(malty)は「麦芽のような」を意味し、全体を直訳すると『麦芽のような味』となる。一方で「ホッピングフレグランス」のフレグランスは英語で「香り、かぐわしいこと、芳香、香気」などの意味を持ち、単語としては『ホップのような香り』という使い方をしていると思われる。
なお、麦芽とホップはどちらもビールの原料。
スペルカード「鯢符『壺中の大勇魚』」の演出は八意永琳のスペルカード薬符「壺中の大銀河」のアレンジだが、名前の由来である故事成語「壺中の天地」と甘粕・バーレイ・天治の"特別メニュー"度数96「スピリタスの大銀河」からの連想と思われる。
牡丹『水門の山鯨』の符名・牡丹は、猪の隠語として「牡丹」が使われていることが由来。ちなみに山鯨も同様。
この世界線の美宵は楽園の有閑な巫女とバカンスの魔法使い専用の「vs.複霊」限定の絵札ではすでに水着エプロン姿で登場済みだったが、立ち絵付きでストーリーに関わる際には別デザインの水着での登場となった。
対象年齢の問題だからか立ち絵の飲み物は流石にビールではなくコーラになっている……ものの、プレイアブル時のショット名などでは間接的にビールを思わせる表現がある。
しかも何故か今までの水着衣装キャラより圧倒的に肌面積が多く、プレイヤーからは「対象年齢仕事しろ」とまで言われている(なお、ロストワードの対象年齢は公認二次創作ゲームの中ではかなり低い『3歳(または4歳)以上』)。